イングリッシュ・コッカー・スパニエル

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犬種
イングリッシュ・コッカー・スパニエル
原産
イギリス
役割
鳥猟犬
サイズ
中型犬
オスの体高
39〜41cm
オスの体重
13〜15kg
メスの体高
38〜39cm
メスの体重
12〜14kg
2014年のJKCの登録件数
312頭

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの歴史

イングリッシュ・コッカー・スパニエルはイギリス原産の鳥猟犬です。

記録では17世紀にウェールズ地方でのヤマギシ(ウッドコック)猟にこのイングリッシュ・コッカー・スパニエルが用いられていました。

スパニエルスペインの犬を祖先に持つ犬種という意味で、コッカーヤマギシという鳥の名に由来しています。

スパニエルという名はスペイン原産の古い鳥猟犬がイギリスに渡って名付けられたということになっていますが、この犬はイギリスに石器時代からいた地犬が元になっているという説もあります。

その地犬に10世紀頃からその性能の良さで評判のよかったスペイン原産の鳥猟犬(スパニエル)がフランス経由でイギリスにやってきて、それを交配して完成したとも考えられています。

その後更にコッカースパニエルの中から小型のものを選んで改良がおこなわれ、18世紀以降にこのイングリッシュ・コッカー・スパニエルが完成したといわています。

この犬種はアメリカン・コッカー・スパニエルの元になった犬です。

ちなみにアメリカン・コッカー・スパニエルの元となった犬種はイングリッシュ・コッカー・スパニエルとして完成した18世紀ではなく、それ以前になる17世紀の初めにアメリカにわたっているため、別の進化を遂げています。

ヨーロッパではコッカー・スパニエルというとこのイングリッシュ・コッカー・スパニエルのことを指すが、日本ではアメリカン・コッカー・スパニエルをさすことが一般的となっています。

伏せの体勢で待機する白黒のイングリッシュ・コッカー・スパニエル

By: Jean

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの特徴

野外で長時間でも全力で走ることができるように、胸が深く、後躯もよく発達しています。

耳は垂れており、毛は中くらいの長さです。

毛は錦糸のように柔らかく、光沢をもった毛が密生しています。

毛質は真っ直ぐか、ややウェーブがかかっています。体のところどころには魅力的な飾り毛がついています。

更にいろんな色や模様があり、それらを自分の好みに合わせて選ぶこともできます。

アメリカン・コッカー・スパニエルとの違い

アメリカではコッカー・スパニエルといえば、アメリカン・コッカー・スパニエルのことでしたが、最近ではイングリッシュ・コッカー・スパニエルも人気を獲得しています。

アメリカン・コッカー・スパニエルがやや警戒深いことに対し、イングリッシュ・コッカー・スパニエルは性格が従順です。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルはアメリカン・コッカー・スパニエルよりも足が長く、体高もあり、頑丈な印象です。

アメリカン・コッカー・スパニエルと比較して、顔は彫りは深く、鼻筋は長いです。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの飼いやすさ

いつも陽気で、食べ物の好き嫌いも少なく、食欲旺盛です。

餌の与えすぎの肥満に注意しましょう。

飼い主や家族にはとても愛情深く甘えん坊で、存在感を感じられる犬です。

性格はあまり神経質ではありませんのですぐに興奮するようなことはないでしょう。

陽気でいながら忍耐力はありますし、聞き分けもよい犬です。状況判断にも優れています。

見知らぬ人に対しては、警戒心というよりは、まずは控えめな態度で様子をみるような犬種です。

このようにイングリッシュ・コッカー・スパニエルは優れた犬なのですが、犬をはじめて飼う人は避けておいたほうがいい理由があります。

それはボスになりたがる傾向が非常に強いのです。

犬にボスとして認められるように毅然とした態度で訓練ができる人でないと厳しいでしょう。

頭では分かっていても、はじめて犬を飼う人の場合、それが徹底できないことが多いです。

放っておくと問題児になりかねません。

犬が自分のことをボスだと認識(勘違い)すると自立心が旺盛になりコントロールできなくなってしまいます。

活発に運動する犬種で、大変な遊び好きです。悪戯も激しいので、とくに子犬の頃は目が離せません。

この犬を飼育するには、飼い主が家族や家庭を一つの群れと見立てて、偉さのランキングを確立して、犬が喜んで最下位で安心できるような力強いボスとして君臨できる人が適しています。

あくまでも毅然とした態度で、良いことと悪いことをしっかりと判断できるようにしっかりとしつける必要がありますので、この犬ははじめて犬を飼う人にはかなり敷居が高くお薦めできない犬となります。

しつけが成功し、飼い主の指示通りに行動できるようになれれば、他のしつけも自然に覚えるでしょう。

ただ靴やスリッパなど何でも勝手に運んでしまい、何度注意しても繰り返すと個体がいます。

しかし、これは、鳥を回収したいという鳥猟犬としての本能が強く出ていることですので、あまり責めるのも酷かもしれません。

噛む性質は中程度なので小さな子どもには注意した方がいいでしょう。

吠える性質も中程度ですが、なわばりを守る性質はあまり強くありませんので、番犬としては利用できないでしょう。

かなりの運動好きで、相応の散歩を日課とすることが必要になるでしょう。

長距離の散歩も犬を飼う大きな楽しみの一つと考えられる、活発な人が適しているでしょう。

散歩

猟犬として用いられてきた活動的な犬ですので、散歩や自由運動を多く必要とします。

子犬の時から元気に駆けまわって、骨格と筋肉を鍛える必要があります。

しかし、本格的な長距離の散歩やハードな運動は1歳頃から行うようにしましょう。

成長期の過剰運動は発育に悪影響を及ぼします。

生後6ヶ月までは急速に発育するので栄養不足にも注意しましょう。

ゆっくりと長時間歩く散歩よりも、短時間でも結構ですのでノーリードで全力で走り回れる環境に連れて行ってあげられればベストです。

メリハリのある運動が実際に猟をしている気分になれるためたいへん喜びます。

抜け毛や手入れ

抜け毛はそれなりに発生します。

足の周りの毛ははさみでカットしましょう。

やわらかな美しい被毛はたいへん絡まりやすいので、散歩に行ったついでにでも、スリッカーやブラシを毎日使いってブラッシングを行い、清潔に保ってあげましょう。

時には犬の美容室へ行ってトリミングをしてもらうことも必要な犬種となります。

もし貴方が熱意と時間のある人なのでしたら、自分で覚えてトリミングしてもいいでしょう。

被毛が比較的長い犬種ですので、少しの抜け毛でもたいへん目立ちますので、こまめな掃除を行うか、抜け毛ごときを気にしない強靭な精神を手に入れましょう。

匂い

他の犬種と比べると、やや匂いが多目の犬種にはなります。

洗ってもすぐに犬の匂いがしはじめるのはある程度は仕方ないと諦めるしかなさそうです。

とはいえ、シャンプーすればいい匂いになりますし、飼っているうちに鼻が慣れてしまうかとは思います。

匂いに神経質な方は、もっと匂いの少ない犬種を選択するほうがいいでしょう。

耳の疾患に注意

耳が垂れているため、耳の通気性が非常に悪く、非常に外耳炎などの耳の疾患が発生しやすい犬種になります。

  • ベタベタした耳垢が大量に取れる。
  • ものすごい悪臭が耳から放たれている

といった状況の場合、耳の疾患にかかっている可能性が非常に高いので、獣医の診察を受けましょう。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルのブリーダー情報

クローバーリーフ

  • 所在地:大阪府大阪市住吉区苅田3-15-22 (新大阪駅より地下鉄御堂筋線乗車あびこ駅下車8分。駐車場も有ります)
  • 電話:06-6699-3373
  • FAX:06-6699-3373

大阪の我孫子でイングリッシュ・コッカー・スパニエルを繁殖されている犬舎です。

ブルームーン犬舎

  • 所在地:兵庫県篠山市古森横尾1-7
  • 電話:079-595-1200
  • FAX:079-595-1200
  • 携帯:090-1135-9722

兵庫県篠山市の自然豊かな環境でイングリッシュ・コッカー・スパニエルを繁殖されている犬舎です。

株式会社 グランジュネッス

  • 所在地:広島県大竹市栗谷町大栗林 302-1
  • フリーダイヤル:0120-311-821
  • 電話:0827-56-0710
  • FAX:0827-93-5279

広島県でイングリッシュ・コッカー・スパニエルをはじめ様々な犬を繁殖・販売されている会社です。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルのブログ

ちょこ♪

イングリッシュ・コッカー・スパニエルとダックスフントを飼育されている方のブログです。

綺麗に撮影された写真が素敵です。

イングリッシュコッカー☆パミちゃん

2015年6月から飼い始めたばかりの可愛い子犬パミちゃんのブログです。

写真一枚一枚に吹き出しで文字入れもされており凝っています。

子犬ってあっという間に大きくなってしまうので、子犬の頃は毎日写真や動画を撮影してもいいくらいですよね。

エリックと戯れながらクラプトンを聴いている日々

イングリッシュ・コッカー・スパニエルのエリック君が飼い主さんにいろんな場所に連れて行ってもらっています。

外で出会った他のわんちゃんたちの写真も盛りだくさんです。

♪HALがきた♪

イングリッシュ・コッカー・スパニエルのHALちゃんのブログです。

様々な写真や動画が公開されていて、とても楽しめます。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの紹介動画

DOGS 101のコッカー・スパニエルの紹介動画です。

アメリカン・コッカー・スパニエルもイングリッシュ・コッカー・スパニエルも紹介されています。

本編は6分13秒です。

本編の解説は英語で、

走り回る愛らしい子犬たちや、悪戯をしているおちゃめな姿も見ることができます。

ブレインフリー

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犬の先祖は狼です。そしてご存知のとおり、狼は肉食動物です。

犬は肉以外も食べることができますが、雑食動物に近い肉食動物という立ち位置になるといわれています。

野生では野菜・草・果物などを食べることはありますが、ご飯や麦などを食べることはありません。

ご存知かもしれませんが、スーパーやホームセンター、ペットショップなどで格安に販売されているドッグフードのほとんどは、大量の小麦・トウモロコシなどの穀類に、香り付け程度に少量の肉や魚を混ぜて作られた粗悪なペットフードです。

人間に例えるなら、毎食、インスタントラーメンを与えられているようなものです。

本当に愛犬の健康と幸せを考えるのなら、穀物不使用で、人間でも食べられる新鮮で安全な食材を使って作られた、プレミアム・グレインフリーフードを与えることを検討してみてください。

筆者の家で飼っている犬(ボーダー・コリー)も、実家で飼っている犬(ミニチュア・シュナウザー)も、生まれた時からグレインフリーのフードで育てました。

おかげで、散歩中に様々な方から毛並みの良さを褒められます。

とはいえ、犬にとって、普段の食事が人生(犬生)にとって大きなファクターを占めている楽しみでもありますので、犬の幸せを考えるとガツガツと食べる美味しいドッグフードであることは最低条件です。

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なお、このキャンペーンは1000人限定となっているため、あっという間に定員になって終わってしまう可能性があります。公式ページでモニターキャンペーンはまだ募集中なのかご確認してからお申込みください。

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