子供が犬を飼う際に世話をすると約束したのに世話をしない

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前回のエッセイ、我が家に待望の子犬がやってきたの続きです。

今回ははじめて犬を飼った際の失敗談その1として、犬の世話をすると約束したのに世話をしなくなった小学生(つまり若かりし頃の僕だ)について語ろうと思う。

どんなことがあっても犬が飼いたい僕は、

  • どんなことがあってもちゃんと世話をする
  • ちゃんと餌やりもする
  • うんちやおしっこの片付けもちゃんとやる
  • かわいがってあげる。ちゃんと遊んであげる
  • 勉強もしっかり頑張って良い点数をとれるようにする

なんてことを何度も丁寧に説明した。

そして、願いが叶って、やっと我が家にミニチュア・ダックスフンドのエミリー号がやってきた。

親に様々な約束をした当時小学生だった僕は、しっかりと約束を守り、務めを果たし、勉学に励んだのか。

結論からいうと、そんなことは一切なかった。口先だけだったのだ。

もちろん、最初から約束を破るつもりで嘘をついていたわけではない。しかし、実際に犬が家にやってきたら、何かと理由をつけてそれらの努めから逃れようとしたのも事実である。

基本的に犬の世話はお母さんがやることになる事が大半である

例え子どもがほしがったから飼うようになったとしても、多くの家庭の場合、お母さんが全ての世話をすることになる。

もちろん、例外もあるのだけど、かなりの高確率で、お母さんは犬の世話を押し付けられてしまうことになるだろう。

「世話をしてください」「世話をしなさい」という形で押し付けられるではなく、子どもや旦那は、飽きっぽいのか、すぐに犬の世話をしなくなるので、誰かが世話をすつ必要があり、その役割が半自動的にお母さんに回ってくるといった寸法だ。

なので、犬を飼うということは、子どもや旦那の手助けは期待できないということだ。

犬を飼うかどうかの最終判断は、お父さんではなく、お母さんがするのが良いのではないだろうか。

ダックスフンドのイラスト

懐かないから世話をしなくなる悪循環

「呼んでもこないし、あまりなついていないから世話をしたくない」

そんな風に考えたこともあった。

今にして思えば当たり前の話なのだが、犬は世話をしてくれる人をよく知っていて、その人に対して信頼を寄せる。

あまりなついていないから世話をしないとなったら、いつまで経っても犬が懐いてくることはない。

逆にお母さんは仕方なしに毎日世話をしているわけなだから、犬がどんどんなついてくる。

犬は餌をくれる人、遊んでくれる人、散歩に連れて行ってくれる人をよく知っている。

餌も遊びも散歩もお母さんがこなすようになれば、一家の中で一番お母さんになつくことは当然である。

今更、世話をはじめても懐かない

「今更、世話をするようにしても手遅れ。もう懐かない」

そう思って世話をしなかったことがあった。

もちろん、今思えばそんなことはないのだが、はじめて犬を飼った子どものころの僕は、エミリー号は一生僕に懐かないのではないかと思っていた。

犬は大変賢い動物で、恩もしっかりと覚えているので、親切にしてあげれば確実に懐くのだが、当時の僕はそんなことが信じられなかった。

このエッセイを読んでいる方はしっかりと覚えておいて欲しいのだが、もししばらく可愛がっていなくてなついていなかったとしても、それから心を入れ替えて可愛がり続ければ、絶対に犬はなついてくれる。

肝心なのは愛情を注ぐことを1日でやめてしまわずに、せめて3日坊主を目指すことだ。3日も愛情を注ぎ続ければ、犬の中で何かがわかることが体感できると思う。一週間も続ければ、きっと仲良しになっているだろう。

子どもは遊びに忙しい

ゲームのコントローラー

そもそも、なぜ、犬の世話をしなくなったのかといえば、小学生はなにかと忙しいからである。

僕はファミコン世代で、小学生の頃ファミコンと出会い、夢中になってプレイをした。

ゲームをしている最中に犬のうんち拾いなどやる気がでるわけもないし、ゲームが盛り上がっている時に犬の散歩に行くなんて興ざめもいいところである。

外で遊ぶときも秘密基地に犬を連れて行くわけにもいかないし(今にして思えば連れて行っても良かったと思うが)、針に引っかからないか心配になるので魚釣りにも連れて行かなかった。

僕は子どもの頃、勉強というものを一生懸命やったことがないので勉強に関してはコメントを控えさせていただくが、遊びに関しては

犬は居るのが当たり前になる

最初は物珍しさから、撫でたり、呼んだり、抱っこしたりしていても、飼うよりになってしばらく経ってくると、すぐにその存在は当たり前になり、興味が薄らいでくる。

飼ってきた犬の興味が薄らぐとはなんとひどい仕打ちかと思う人もいるかと思うが、人間というのはすぐに慣れ、すぐに飽きるものである。

もちろん、慣れたから、飽きたからという理由で犬を捨てたり、飼育放棄することを見過ごすことはできないが、どれだけ美人な嫁をもらってもすぐに飽きるといわれているほど人間は飽き性なのだ。

子どもは特に、興味が次々と移っていくものだから、犬だけ撫でていれば満足ということにはなかなかならない。

犬と一緒に毎日を過ごし、犬と一緒に成長した

犬と一緒に散歩している少女のイラスト

犬にたっぷりと愛情を注ぎ、散歩もご飯の準備も率先して行い、時間があれば、ずっと犬と一緒にいる。

そうやって優しい子どもとして育っていく。

そうなるのが理想だとは思うし、実際、そういう風に育った子どももいることだろう。

しかしそれはあくまでも理想であり、現実は、そうはうまくは行かないことが多い。

なので、教育の一環として犬を飼うことをお薦めしない…といいたいところだが、実はそうでもない。

少なくとも世話をするお母さんにとって、犬を飼う大きなメリットが存在する。

全力で信頼を寄せて懐いてくる犬はとてもかわいいものである

犬は可愛がってくれる人をよく知っている。

多くの家庭で、お母さんに一番懐いていることだろう。

世話をする手間は増えるかもしれないが、どこまでも無邪気に信頼を寄せ、千切れんばかりに尻尾を振ってくれる犬の存在をとても愛おしく感じるはずだ。

家族のだれも世話をしなくなったから、仕方なしに世話をする。そういう考えは捨て、自分に一番懐かせるチャンスだと思って世話に取り組んでみてはどうだろうか。

子どもは世話をするという約束をするが、その約束は多くの場合守られない。けど、犬を飼うって悪くないことだ。

今回のエッセイをまとめると、子どもは世話をすると約束するが、その約束は多くの場合守られないものになる。

しかし、安心して欲しい。犬は世話をするあなたに信頼を寄せてきて、世話をすることによる苦労の何倍もの幸せを与えてくれる。

もちろん、あなたにだけなついていても仕方がないので、お子さんには、犬を飼う前と、犬を飼った後で世話をしなくなった時には、犬の十戒をしっかりと読んでもらい、犬の気持ちも理解できる優しい子どもに育ってもらいたいと思う。

犬の一生は10年から長くて15年。本当にあっと言う間に過ぎ去ってしまう。

犬を飼うことは楽しいことばかりではないかもしれない。いや、確実に辛いことや悲しいことも待っている。(もちろん、辛いことや悲しいこと以上に楽しいことや幸せを与えてくれるのだが)

お子さんが例え犬の世話をあまりしていなかったとしても、辛いことや悲しいことも、しっかりと伝わっているはずだから、犬を飼うこと自体は無駄ではないと僕は考えている。

次回のエッセイでも、はじめて犬を飼った際の失敗談を語ろうと思う。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    腹立たしいです。結局お母さんに労力が全てかかってしまうのを簡単に是としないでください。夫や子供が飽きるのを見逃してないで、きちんと責任を果たすことを教えてください。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      お気持ちお察しします。
      いわゆる、「あるある」ネタですので、旦那さんやお子さんに効果的な教え方がありましたら、教えて頂けましたら記事に追記いたします。
      ただ、世間一般では「夫や子どもがせわしなくて困っている」と言っているお母さんは心底怒っているわけではなく、一番愛情を注ぎ込んでいて幸せな表情をしていることが多いです。

  2. hisashi より:

    犬を飼おうと考えたことはありますが、やめました。
    犬のしつけがどれほど難しいか、犬の世話がどんなに大変なのか、経済的負担がどんなに大きいのかがinternetでわかったからです。
    そこで犬のぬいぐるみの作り方の技術を学ぶことにし、またyoutubeで犬の動画を見ることを日課にすることにしました。amazonでキュートさとリアルさをバランスよく兼ね備えた
    犬のぬいぐるみが2000円から5000円ぐらいの範囲内でいろいろ売られていることも
    わかりました。
    これが(おかしなようであっても)犬との一番現実的な付き合い方なのかもしれないと
    思いました。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      犬を飼うということはメリットばかりではありません。
      人によってはデメリットにしか感じない人もいらっしゃるかと思いますので、飼わないという選択肢を選ぶ勇気も素晴らしいと思います。
      素敵なぬいぐるみができたら良いですね。
      本物そっくりのぬいぐるみも売られているようですので、興味があります。

  3. hisashi より:

    (つけたし)
    犬であれ人間であれ自分が大好きなものとは距離を置いたほうがいいかもしれません。
    見たくないことをみたり経験したくないことを経験したりせずにすみますから…

  4. hisashi より:

    管理人様。お返事ありがとうございます。

    自分がinternetで調べてわかったことを二つお知らせします。

    犬のぬいぐるみのメーカーでは「hansa」という会社と「ダグラス」という会社に
    注目しました。「hansa」のぬいぐるみはリアリティ重視で5000円ぐらいのものが
    手頃です。「ダグラス」のぬいぐるみはリアリティと愛嬌のバランスを
    重視している感じで2000円から3000円ぐらいのものが多かったです。

    驚いたのはyoutubeでカメラを24時間internetにつないで犬の様子をinternet
    で中継しているサイトがあることです。

    https://www.youtube.com/watch?v=gGPHteW6N60
    (Siberian Husky Puppy Live Stream HD )
    を見てください。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      hansaとダグラス、調べてみました。
      hansaのぬいぐるみはリアルで良いですね。
      しかし、私の飼っているボーダー・コリーのぬいぐるみは2万円ほどしておりましたので、さすがに購入は躊躇してしまいましたが、いいモノだと感じました。

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