犬パルボウィルス感染症

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犬パルボウィルス感染症は犬パルボウィルス(Canine Parvovirus)の感染により、下痢や嘔吐を引き起こす病気です。

このページでは犬パルボウィルス感染症の症状や原因、予防方法を解説いたします。

症状

犬パルボウィルスに感染した犬は、2〜5日程度の潜伏期間に症状が出ます。

急性心不全を引き起こし、短時間で突然死することもある心筋炎型と、腸の粘膜がただれる消化器型の2種類に分類されますが、ほとんどの場合は消化器型を発症します。

消化器型

突然の激しい嘔吐と腸からの出血を伴った激しい水様便が止まらなくなります。

排泄した下痢便は、独特の強い悪臭を放ちます。

嘔吐と下痢が断続的に繰り返され、脱水症や敗血症をおこしてしまいます。

子犬に発症してしまった場合の死亡率は相当高くなります。

心筋炎型

生後2〜9週間の子犬が掛かる病気です。

子犬の場合は30分程度という極めて短い時間でも心不全を起こして死んでしまうことがあります。

また、その兄弟犬も次々と発症していきます。

時間との戦いとなりますので、症状が見られたら至急動物病院で治療を受けましょう。

原因

生後間もない子犬

犬パルボウィルスに感染した犬の排泄物や嘔吐物、汚染された食器、感染した犬に触れた人の手や衣類などから経口感染したことにより起こります。

病犬との接触が大きな原因となることが多いのですが、犬パルボウィルスは犬の体外でも数ヶ月に渡り生き続けることが可能なため、パルボウィルスをもった犬が居た場所に進入するだけでも感染する恐れがあります。

ペットショップや繁殖犬舎など、たくさんの犬が生活している場所では、特に注意が必要です。

掛かりやすい犬種

上記の犬種は発症しやすいとされています。

治療

錠剤

発症してしまった犬パルボウィルスへの特効薬はありません。

脱水症状からの回復治療を行うこととなります。

点滴と栄養分の補給を行いながら、二次感染を予防するために抗生物質も投与されます。

治療の間は絶食させることになります。

なお、他の犬も一緒に暮らしている場合には、患犬を完全に隔離し、徹底的な消毒を行います。

人間には移りませんが、人間の手を介して別の犬に感染することはありますので、患犬の介護や排泄物、嘔吐物などの処理を行った後はしっかりと手洗いするように心掛けて下さい。

予防方法

注射針

犬パルボウィルスに感染した病犬に近づけないことが重要です。

恐ろしい伝染病ですが、定期的な予防接種で完全に防ぐことができます。

毎年の予防接種を受けることにより、簡単に防ぐことができます。

年に一度の混合ワクチンの接種を忘れないようにしましょう。

2種混合を含む、全ての混合ワクチンで犬パルボウィルスの予防が可能です。

犬パルボウィルス感染症以外の恐ろしい病気も予防することができます。

混合ワクチンの料金

混合ワクチンの値段は5000円〜8000円くらいが相場のようです。

これは動物病院によっても違いますし、接種するワクチンの種類によっても値段が変わってきます。

掛かり付けの動物病院に問い合わせてみると良いでしょう。

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