2016/2/14ペットの王国ワンだランド感想 離島の獣医師とカンガルー専門動物園

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2016年2月14日に放映された朝日放送のテレビ番組、ペットの王国ワンだランドのレポート記事をお送りします。

前回は様々な動物の赤ちゃん特集で、様々な動物の赤ちゃんが登場した放送64回目のペットの王国ワンだランドの感想記事をお送りしました。

本来はこの回は2016年2月7日に放映される予定だったのですが、放送開始数分で北朝鮮がミサイルの発射実験を行ったため、ニュース番組に切り替わり、1週間遅れでの放映となりました。

今回はこの番組恒例の、一種類の動物に特化したカンガルー専門の動物園と、動物病院がない離島に毎月駆けつけ、ペットの命を救っている獣医さんに密着します。

それでは、第65回目の放映分のレビューをお送りします。

MC
関根勤
篠田麻里子
レギュラーメンバー
横尾渉

カンガルー専門の動物園

直立するカンガルー

過去にも番組で宮城蔵王キツネ村町田リス園など、単一の種類に特化した動物園が紹介されましたが、今回はカンガルーに特化した動物園に密着します。

ひびき動物ワールド

  • 福岡県北九州市若松区大字竹並286番地
  • 一般:300円 小・中学生:150円(※グリーンパーク入園料が別途必要です。)

この動物園には、たくさんのカンガルーが飼育されています。

その数はなんと110頭も飼育されていて、ご飯の時間には一斉にはね始める姿は圧巻です。

これだけの数が一斉に生活していると、そこかしこでカンガルー同士のキックボクシングが見られます。

しっぽだけで全ての体重を支え、キックを繰り出しまていす。

このキックボクシングについて、飼育員の赤平真美さんに話を伺ってみます。

カンガルーの群れはピラミッド社会になっていて、ヒエラルキー(階級)があります。

ボスを決める喧嘩や、順位を争う喧嘩は、カンガルーたちも命がけでおこなっているのそうで、本気の時にしかやりません。

猿山で暮らすニホンザルの群れのようにボス猿を中心とした社会が形成されているのと同じようなものです。

現在のボスカンガルーは、オオカンガルーの香月くん(11歳男子)です。

ボスになって2年で、喧嘩には一度も負けたことがない無敗のチャンピオンです。

その外貌からも王者の風格が漂っています。

喧嘩はあくまでもカンガルーたちの社会の中で起こることで、お客さんに危害を加える事はありませんので、園内ではカンガルーたちと触れ合うことが可能です。

大人のカンガルーがお母さんカンガルーのおっぱいを飲む

そんなカンガルー達ですが、いつも喧嘩ばかりしているわけではありません。

なんと、大人のカンガルーがお母さんカンガルーのおっぱいを飲んでいます。

ミルクは非常に栄養価が高いため、成長した大人のカンガルーもよそのお母さんカンガルーのぽっけに顔を突っ込んでおっぱいをもらっていることがあります。

栄養ドリンクを飲んでいるようなイメージで、お腹が空くとこうしてミルクを飲んで空腹を満たすそうです。

なぜカンガルーしかいないのか

しかし、なぜこの動物園にはカンガルーしかいないのでしょうか。

今から27年前の平成元年に、ひびき動物ワールドはカンガルーの生態観察やふれあいを目的に設立されました。

しかし、当時いたカンガルーはたったの6頭でした。

カンガルーは群れで過ごす動物なので、群れ社会をきちんと作り上げてカンガルーらしい生態を見ていただこうということで、本来、野生種で過ごしている程度の群れの数にしたそうです。

よりリアルな生態をみてもらいたいという思いから、野生の群れに近い110頭まで増やし、現在のような人気のカンガルー王国になりました。

今では中型のカンガルーのケナガワラルーや小型のカンガルーのワラビーも飼育されており、3種類合わせると約300頭のカンガルーが飼育されています。

カンガルーのボスのお仕事

カンガルーの群れの中ではボスのリーダーシップがすごいそうです。

仲間同士の喧嘩に対し、仲裁するのもボスの役目です。

喧嘩している間に割って入り、身を挺して喧嘩をとめることもあるようです。

ヨコチンが秋に採取し年末に孵化したカマキリ

以前に横尾渉さんが番組で採取したカマキリが産んだ卵が孵化し、順調に成長しています。

虫嫌いの横尾渉さんが昨年の秋に決死の覚悟で捕まえたカマキリが産んだ卵から、200匹の赤ちゃんカマキリが孵りました。

カマキリは1個の卵から100〜200匹の赤ちゃんが産まれるのですが、成虫になるのはその中の数匹だけです。

12月にたくさんの赤ちゃんがみられましたが、1匹しか残らなかったそうです。

1センチ程度の大きさだった赤ちゃんカマキリは、脱皮を繰り返し、大きく成長しました。

離島のペットの救世主に密着

夜22時。東京竹芝のフェリー乗り場に一人の男性があらわれました。

向かう先は伊豆諸島の神津島という人口1900人、面積18.87平方kmの離島です。

サーフィンスポットとして知られ夏にはたくさんの観光客が訪れるこの島に、フェリーで片道12時間掛けて渡ってきます。

しかも毎月です。

彼は埼玉県のキャンベル動物病院を開業している獣医の加藤拓也先生です。

キャンベル動物病院

  • 埼玉県さいたま市北区宮原町4-143-4 第一榎本ビル1F
  • 電話:048-871-7979

重大な病気の手術もできる最新の設備も完備されていて、ペットの命を守るためなら体があいている限り対応することをモットーとされています。

そんな先生が病院を休んでまで神津島に行く理由はというと、無医村の神津島にこちらから往診という形で出向いているのです。

普段診療が受けられない動物の診察に行っているそうです。

12時間を掛けて、午前10時に神津島に到着しました。

「どこにいっても同じ日本なのに、どうして診察を受けられない場所があるのか」

というところと

「ないところに行くのが獣医の本分」

であるとおっしゃっています。

スーツケースの中は医療器具や薬で一杯です。

加藤先生の神津島の仕事場は、なんと倉庫の一角です。

こちらの倉庫は地元の人が無料で提供してくれている場所です。

この倉庫は月に1度だけ、ペットの診療所に変わるのです。

最新鋭の医療器具が揃っている埼玉県の診療所とは全く異なる環境です。

最低限の器具しかないため、足りない分はアイディアで乗り切るそうです。

診療開始

午前10:30 診療開始です。

オープンと同時に患者がやってきました。

やってきたのはチワワのコロ(13歳)。

目が見えているのか見えていないのかあやしいので見てもらいに来たようです。

基本は予約制なのですが、臨機応変に飛び込みの診察にも対応します。

診断した所、目に傷がついていました。

目に光を入れるとちゃんと反射しましたし、光を避けていたので、見えてはいるようでした。

以前は東京や大島の動物病院に連れて行く必要があり大変でしたが、今は月に一度加藤先生が島にやってくるので、大変ありがたいとコロの飼い主の方はおっしゃっていました。

例えば胃捻転などは、手術を行わないと数時間で死んでしまうため、この倉庫では衛生的な問題はあるものの、やらなければ死んでしまうとなれば、やるしかないと加藤先生はおっしゃっていました。

神津島のペットの数は犬が約100匹。猫も約100匹が飼われています。

これだけの数しかいないため、開業しても利益がでないというのが、この島に動物病院がない理由です。

治療は月に1度のチャンスのため、ペットはひっきりなしにやってきます。

加藤先生が来るという情報は、村役場が島内の文字放送で告知されます。

先生が居ない時は動物病院のあるところまで船で渡らなければなりません。

普通なら治る病気でも神津島のペットには命取りになりかねません。

本土では考えられないような理由で死んでしまうことも多いそうです。

例えば便秘で死ぬこともあるそうです。

便秘はツボを押せばなおるのですが、知らなかったり、薬があれば命が助かるのに発見が遅れてどうしようもないこともあるようです。

限られた時間で少しでも多くのペットを診察するため、昼ごはんは抜きで診察に当たります。

やってくるのは病気や怪我をした動物だけではありません。

野良猫の避妊、去勢手術を行い、これ以上野良猫が増えないようにしています。

最近、神津島で問題になっているのが増え続ける野良猫です。

あまりにも増え過ぎたため、生態系が崩れかかってきています。

島の環境をある一定の所でコントロールするため、避妊、去勢手術が必要なのです。

神津島の大自然には珍しい生き物が一杯です。

ミクラミヤマクワガタは世界でも神津島と御蔵島にしか生息していなません。

ナミエヤマガラは伊豆諸島にしか生息していない鳥です。

このような生態系を守るためには過剰に増えすぎる野良猫の数を抑制することは重要なのです。

避妊去勢手術開始

倉庫が手術室に早変わりしました。

避妊去勢手術の開始です。

麻酔が切れた猫が苦しまないように手早くオペを進めます。

それでも1匹の手術を行うのに1時間近くはかかります。

避妊去勢手術が終わったら、耳の一部をカットします。

これは誤って同じ猫の避妊去勢手術を行わないために、わかりやすい目印として使われます。

この後も立て続けに4匹の猫の避妊去勢手術を行いました。

オスは1万円。メスは2万円という去勢手術の費用は、住民ではなく村役場が負担します。

それだけ野良猫の過剰な繁殖は深刻な問題になっています。

診察は続く

診察は日が暮れても終わりません。

倉庫まで来ることができないペットと飼い主のために、訪問診察も行っています。

ミニチュア・ダックスフンドのレン(14歳)は、おばあちゃんと二人暮らしです。

お互い高齢のため、遠出ができません。

先生が来てくれるので安心できると、おばあちゃんはおっしゃっていました。

時間のある限り先生の往診は続きます。

次の訪問先の患者さんは猫のチョコちゃんです。

気象の激しい猫は、洗濯ネットなどにいれると落ち着くそうです。

神津島では野良猫をペットとして飼う人も多く、逃げまわるため、診察してもらうのにも一苦労です。

しかし、診察のチャンスは月に1度だけなので、飼い主さんも諦めずに逃げまわる猫を捕まえます。

この日の診察が終わったのは夜の22時30分でした。

この日先生が診察した動物は全部で15匹。一人の力ではこれが限界です。

「やりだがいだけでやっている。獣医はみんな好きでやっている。好きなことだから足りなければ勉強。将来的には神津島に動物病院を作りたい」と加藤先生はおっしゃっていました。

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