- 犬種
- ゴードン・セッター
- 原産
- イギリス(スコットランド)
- 役割
- 鳥猟犬
- サイズ
- 大型犬
- オスの体高
- 61〜69cm
- オスの体重
- 25〜36kg
- メスの体高
- 58〜66cm
- メスの体重
- 20〜32kg
- 2014年のJKCの登録件数
- 2頭
歴史
ゴードン・セッター(ゴードンセター)は1820年にスコットランドで誕生した、スコットランド原産の中では唯一の鳥猟犬です。
スコットランドのゴードン城のゴードン公爵が、コリーなどと交配を行い作り出しました。
その見た目からブラック・アンド・タン・セッターという名前で呼ばれていましたが、後に優れた猟犬として普及したことにより、ゴードン・セッターという犬種名に改名されました。
セッターの中では最も新しい犬種になります。
特徴
ゴードン・セッターはセッター種の中では最も大きい犬種になります。
外貌はアイリッシュ・セッターに似ており、毛色はブラック・アンド・タンです。
顔の彫りは深く、両目の間はくぼんでいます。
頭はやや大きく、額は丸くなっています。
鼻筋は通っていて黒色です。
薄く大きな耳は他のセッターよりも多くの飾り毛をたくわえています。
深い胸をもち、お腹は引き締まっており、全身の筋肉はよく発達しておりたくましい体型です。
四肢は長く、長い飾り毛があります。
飼いやすさ
飼い主や家族のことが大好きで、愛情深く献身的です。
子どもの相手も問題なくこなせます。
陽気な性格で周囲を明るくしてくれますが、元気すぎて手を焼くかもしれません。
静かに暮らしたい家庭には不向きです。
知らない人にはあまりなつきません。
侵入者には警戒して吠えたてますので、番犬としても適しています。
そこそこ賢い犬ですので、コマンドを教えるのにもさほど苦労はしません。
スピードはあまり速くありませんが、スタミナに富んでおり、粘り強い持久力を見せます。
猟犬として飼い主に与えられた仕事は一生懸命にこなします。
好奇心旺盛で何にでも興味を持つ犬ですので、急に無気力になったら病気になっている可能性があります。
賢い犬ですので、子犬の頃から訓練をして、やって良いことと悪いことを教えこんでおく必要があります。
子犬の時から一貫性のある正しいトレーニングを続ければ、とても良いパートナー犬となるでしょう。
あまり厳しく接したり、手荒なトレーニングを行うとすねてしまいますので、褒めて伸ばすようにしましょう。
仕事が大好きなので、フライングディスクやボール遊び、フィールドトライアルなど、訓練を兼ねた遊びを行ってあげましょう。
気に入ったおもちゃで一人遊びを覚えれば、イタズラをしなくなります。
元々セッターという、嗅覚を頼りに獲物を見つけるとセットしてハンターに獲物の場所を教える仕事をしていた犬ですので、興奮することがあまりなく、攻撃性も高くありません。
ただし、狩猟本能が強いため、猫などの他の動物を追跡することもありますので、注意が必要です。
垂れ耳なので、耳の通気性が悪いため、外耳炎などの疾患には注意しましょう。
こまめに耳掃除や耳のチェックを行いましょう。
散歩や運動量について
バランスがよく、飼いやすいのですが、運動量は膨大です。
なるべなくなら、広いスペースでのびのびと育ててあげるのが理想的です。
被毛の手入れ
ブラッシングは毎日念入りに行いましょう。
ゴードン・セッターのブリーダー情報
- 神奈川県中郡大磯町東小磯613-5
- TEL:0463-61-9348
常時繁殖はされていないようですが、長い期間待つ事になってでもゴードンを迎えたいという人を集って繁殖されるようです。
ゴードン・セッターを飼育されている方のブログ・サイト
ゴードン・セッターを飼育されている方のブログはあったのですが、ここ何年も更新されていませんでした。
現在でも更新されているゴードン・セッターのブログやサイトをご存知の方がいらっしゃいましたら、こちらから教えて頂けましたら幸いです。
ゴードン・セッターの紹介動画
Dogs 101のゴードン・セッターの紹介動画です。
本編は2分42秒です。
解説は英語ですが、ゴードン・セッターの歴史や特徴が詳しく学べます。
元気に駆け回るゴードン・セッターの姿をご堪能ください。