- 犬種
- シャー・ペイ(チャイニーズ・シャー・ペイ)
- 原産
- 中国
- 役割
- 闘犬
- サイズ
- 大型犬
- オスの体高
- 46〜51cm
- オスの体重
- 20〜27kg
- メスの体高
- 46〜51cm
- メスの体重
- 20〜27kg
- 2014年のJKCの登録件数
- 7頭
歴史
シャー・ペイは中国原産の使役犬です。
中国の漢の時代(紀元前200年前)にはすでにこの犬の原型とかんがえられるものが狩猟犬や番犬として用いられれいた古い歴史があります。
元々は農家で家族や財産を護る番犬として飼われていました。
チベタン・マスティフとは近縁とされていて、シワだらけの顔はチベタン・マスティフの血が導入されたからだと言われています。
後に闘犬として使われるようになり、噛まれても牙が筋肉にまで達しないようにシワが伸びる系統の犬が選ばれ、現在のような面白い姿になりました。
また、シャー・ペイの祖先にはチャウ・チャウの血が入っているという説もあります。
チャウ・チャウとシャー・ペイの2犬種は青い舌を持っています。
この特徴は犬の中では極めて稀な特徴のため、何らかに関連性があると考えられています。
特徴
子犬時代は全身がしわだらけですが、成長と共にしわは伸びて減っていきます。
しかし、完全にシワがなくなることはありません。
大きな頭を持ち、頭蓋は平で、なだらかなストップです。
耳は小さな三角形で、前方に倒れています。
舌はチャウ・チャウと同じく紫色をしています。
体中の皮膚も四肢もしわだらけになっており、皮膚はたるんでいます。
短毛と長毛の2つのタイプがあります。
短毛のタイプは中国南部。長毛のタイプは中国北部で飼われてきました。
長毛のタイプは外貌がチャウ・チャウに似ていることもあり、この犬の大きな特徴でもあるしわしわが目立つ短毛種のほうが人気があります。
飼いやすさ
飼い主や家族には愛情を示し、基本的には忠実ですが、独立心は旺盛でプライドも高いため、納得のできない理不尽に対しては反抗的になるかもしれません。
いかにも頑固そうな顔をしていますが、実際、そのとおりの頑固者です。
トレーニングはあまりはかどらないことが予想されます。
基本的なことはしっかりと覚えさせるべきですが、あまりたくさんの訓練をしようと思わないほうがいいかもしれません。
普段は穏やかだですが、勇敢で闘う姿勢も示します。
しかし、咬む性質は低く、不審な人が近づいても咬み付くようなことは稀でしょう。
この犬を最初に飼うことになる理由の多くは、珍しい外貌によることが多いと思われますが、実際に飼い始めると、飼い主にしか全く懐かないという内面に惹かれるようになるそうです。
他人には慣れませんが、攻撃性は高くないため、警戒することはあまりありません。
見知らぬ人が触っても、それほど嫌がることもなく、おとなしくしています。
しかし、環境の変化に弱く、ストレスを抱えやすい一面もあるため、あまり来客が来ない環境で暮らすのがベストかもしれません。
寒さについて
短毛タイプは寒さが苦手なので、冬場は暖かいところで過ごさせてあげましょう。
子犬の時期は特に気をつけるようにしましょう。
肌の手入れ
しわは子犬の頃は全身にあり、異様な出で立ちですが、大人になると引き締まっていき、最終的にしわは顔だけになります。
このしわは汚れが溜まりやすいため、毎日綺麗に拭き上げて清潔に保ちましょう。
日本のような高温多湿な環境では、皮膚病のリスクが高まりますので、毎日の手当は欠かせません。
しわの間が湿っていると細菌に感染しやすいので、かわいたタオルで拭いて乾燥させた状態を保ちましょう。
シャー・ペイのブリーダー
- 兵庫県洲本市五色町広石下1383
- 電話:0799-35-0720
- 携帯:090-3704-0921
携帯:090-3102-4593
- 携帯:090-9261-8906
- 愛知県豊橋市神野新田町字ハノ割37-6
シャー・ペイを飼育されている方のブログ・サイト
上海でシャー・ペイを飼育されている方のブログです。
大阪でシャー・ペイを飼育されている方のブログです。
シャー・ペイの紹介動画
DOGS 101のシャー・ペイの動画です。
本編は4分11秒です。
本編は英語ですがシャー・ペイの特徴や歴史、注意点が図なども用いられ解りやすく解説されています。
しわしわのシャー・ペイのパピーや成犬が動きまわる姿を御覧ください。