- 犬種
- エストレラ・マウンテン・ドッグ
- 原産
- ポルトガル
- 役割
- 番犬
- サイズ
- 大型犬
- オスの体高
- 65〜72cm
- オスの体重
- 40〜50kg
- メスの体高
- 62〜68cm
- メスの体重
- 30〜40kg
- 2014年のJKCの登録件数
- 0頭
今回の記事の目次
エストレラ・マウンテン・ドッグの歴史
エストレラ・マウンテン・ドッグ(別名:カン・ダ・セーラ・ダ・エストレーラ)はポルトガル原産の番犬です。
ポルトガル北部のエストレヤ山脈にはるか昔から生息している、ポルトガルの犬種の中では最古の犬種だと考えられています。
狼などの野生動物や泥棒から家畜を守る目的で生み出された犬種で、体は大きく力持ちになるように改良されていきました。
長年羊飼いの間で番犬として飼われていましたが、1800年頃になると貴族にペットや番犬用途としても飼われるようになりました。
地域によっては警戒心が強さから、警察犬や軍用犬として採用されています。
今現在では実用犬としての用途が大半で、ペットとして飼われることはあまり多くありません。
エストレラ・マウンテン・ドッグ
極めて筋肉質で骨太のがっしりとした体型で、足は太く長く力強く、顎の力も非常に強いです。
耳と尻尾は共に垂れ下がっています。
マスティフ系のモロシア犬(古代ローマの軍用犬)です。
飼い主には忠実ですが、他の犬や他の人に対しては警戒心が強い犬種です。
エストレラ・マウンテン・ドッグの飼いやすさ
標高2000メートルクラスの高山で活動している犬種ですから、寒さには極めて強いですが、反面暑さは苦手ですので高温多湿の日本で飼育するにはクーラーの効いた室内で飼育するほうが好ましいでしょう。
体重が50キロにも達する大型犬で、主人以外には友好的ではないため、しっかりとしたしつけを行わなければいけません。
独立心は比較的高いので、しつけの難易度はそれなりに高くなります。
訓練に失敗してしまうと、その大きな体と強い力で、手に負えない猛犬になってしまいます。
よほどこの犬種に思い入れがない限りは手を出さないほうがいいでしょう。
とはいえ、日本ではほとんど普及していない犬種ですので、犬の飼育の初心者が何かの間違いで飼い始めるといったことが発生することは考えにくい犬種です。
購入するには海外から取り寄せる必要があるでしょう。
エストレラ・マウンテン・ドッグのブリーダー
日本でエストレラ・マウンテン・ドッグを繁殖されている犬舎のサイトを発見できませんでした。
ご存知の方はメールで教えて頂けましたら幸いです。
エストレラ・マウンテン・ドッグのブログ・サイト
日本で実際にエストレラ・マウンテン・ドッグを飼育されている方のブログやサイトをご存知の方がいらっしゃいましたら、メールで教えてください。
エストレラ・マウンテン・ドッグの紹介動画
エストレラ・マウンテン・ドッグの紹介動画です。
本編は1分15秒です。
パピーの頃から徐々に成長していく姿がダイジェストで見られます。