- 犬種
- アメリカン・アキタ
- 原産
- 日本
- 役割
- 家庭犬
- サイズ
- 大型犬
- オスの体高
- 66〜71cm
- オスの体重
- 39〜59kg
- メスの体高
- 61〜66cm
- メスの体重
- 27〜50kg
- 2014年のJKCの登録件数
- 0頭(2012年に6頭)
今回の記事の目次
アメリカン・アキタの歴史
第二次世界大戦後、アメリカからやってきた進駐軍の軍人たちが飼っており、後にアメリカに連れて帰った秋田犬がアメリカン・アキタです。
グレート・ジャパニーズ・ドッグとも呼ばれている日本犬です。
当時入手しやすかった秋田犬は、マスティフなどの洋犬の血が色濃く残っていたタイプのものでした。
アメリカに連れて帰られてその後に繁殖されていったのも、このタイプのものです。
その後、日本では秋田マタギを繁殖に使うようになり、和犬の特徴が強くでた秋田犬に改良されました。
日本では秋田マタギの血統が正しい秋田犬とされたため、アメリカに渡った秋田犬は区別するためにアメリカン・アキタとなりました。
アメリカン・アキタの特徴
骨格は頑丈でがっしりとした体型です。
アメリカン・アキタは秋田犬に比べるとやや大きいです。
アメリカン・アキタの飼いやすさ
アメリカで改良されたことにより、日本の秋田犬よりやや穏やかな性格にはなっているようで。
しかし、それでも非常に飼いにくい犬なのは確かでしょう。
初心者や何度か犬を飼った経験があるという程度のビギナーが手を出す犬ではありません。
人生を犬との暮らしに捧げることが当たり前だと感じている犬の飼育の上級者が、それでも自分が怪我してしまう可能性や、見ず知らずの人や他の犬に怪我させてしまうリスクまで理解した上で覚悟して飼う犬です。
50キロを超える巨体は大変な力をもっています。
日本犬の外見をもち、大きくモフモフできそうだという理由で手を出すべき犬種ではありません。
危険性を理解していて飼育していても、ちょくちょく事故が起きている犬種が秋田犬です。
なお、私は秋田犬を飼うことを非難しているわけではありません。
ただ、危険性を知らずに飼いはじめてしまい、「こんなはずじゃなかった…」保健所や保護施設に持ち込まれるかわいそうな犬がいるこや、咬傷事故で被害者・飼い主・犬全員が不幸になってしまうことは悲しいことだと思います。
飼育の技術、理解、飼うための覚悟、幸せに過ごせる環境。全てが揃った方に飼ってもらいたいと考えています。
アメリカン・アキタを飼う
実際にいろんな犬の飼育経験があり、リスクも理解してからとなりますが、大型犬ですので餌代が毎月1万円程度は掛かってくるでしょう。
オリジン等のグレインフリーのフードにこだわると、とんでもない金額が掛かってきます。
暑さにはあまり強くありませんので、夏場は室内でエアコンをつけっぱなしにすることになるでしょう。
抜け毛も多い犬種になりますので、掃除を頑張るか、毛が散らばっている環境になれる必要があります。
日本にはアメリカン・アキタのブリーダーは少ない、もしくは存在しませんので、入手は輸入に頼ることになるでしょう。
アメリカン・アキタのブリーダー情報
アメリカン・アキタのブリーダーのサイトを発見することができませんでした。
日本でアメリカン・アキタを繁殖させている方のサイトをご存知の方はメールで教えて頂けましたら幸いです。
アメリカン・アキタを飼育されている方のブログ
アメリカン・アキタとフレンチ・ブルドッグを飼育されている方のブログです。
シアトルでアメリカン・アキタを飼育されている方のブログです。
アメリカン・アキタの紹介動画
様々なアメリカン・アキタのショードッグが出演している動画です。
本編は14分30秒です。
優雅に歩くアメリカン・アキタの姿を見ることができます。