- 犬種
- アメリカン・フォックスハウンド
- 原産
- アメリカ合衆国
- 役割
- 獣猟犬
- サイズ
- 大型犬
- オスの体高
- 56〜63.5cm
- オスの体重
- 29〜34kg
- メスの体高
- 53〜61cm
- メスの体重
- 27〜30kg
- 2014年のJKCの登録件数
- 0頭
今回の記事の目次
アメリカン・フォックスハウンドの歴史
アメリカン・フォックスハウンドはアメリカ原産の嗅覚ハウンドです。
アメリカで1650年にロバート・ブルックという人がイギリスより輸入したフォックスハウンドタイプの犬がアメリカン・フォックスハウンドの原型です。
イギリスからイングリッシュ・フォックスハウンドを輸入したのではなく、イギリスからフォックスハウンドタイプの犬を輸入した犬になります。
飼い主の名前からブルック・フォックスハウンドとも呼ばれています。
ブルックフォックスハウンドはあまり足が速くなかったようです。
その後、様々な犬種と交配を繰り返し、スタミナや判断力、スピードが向上しました。
改良の際にアメリカ合衆国初代大統領のジョージ・ワシントンが飼っていたフォックスハウンドタイプのミックス犬も一役買ったようです。
現在でも多くは猟犬として用いられており、ペットとして飼われている個体は少ないです。日本ではほとんど飼われていないようです。
アメリカン・フォックスハウンドの特徴
耳と尻尾は垂れ下がり、被毛はスムースコートです。
色はトライカラーやホワイトバンドタンなどがあります。
獲物の匂いを見つけると、どこまでも忍耐強く追跡します。
アメリカン・フォックスハウンドの飼いやすさ
スムースヘアーですので手入れ自体は簡単です。
たまにブラシをかけてあげたり、雑巾で拭いてあげればいいでしょう。
貴族に愛されたスポーツである狐狩りで用いられていた犬ですから、小動物等を見かけるとスイッチが入り追いかけていってしまうこともあるようです。
吠え声は大きくな大型犬で、体力面でもたいへんな持久力を持っています。
猟犬目的で選択すべき犬種ですので、初心者が家庭で飼育するのは難しいでしょう。
また、日本ではブリーダーもおらず、入手そのものも困難でしょう。
アメリカン・フォックスハウンドのブリーダー情報
日本にはアメリカン・フォックスハウンドのブリーダーはいないようです。
もし繁殖させている方の情報等ございましたら、メールで教えて頂けましたら幸いです。
アメリカン・フォックスハウンドのブログ
All Aboutで連載されている、「珍しい犬種を飼いたい」の14弾が、アメリカン・フォックスハウンドの里親探しで公開されています。
たまたま保護した犬の犬種が、日本ではたいへん珍しいアメリカン・フォックスハウンドだったというお話です。
なお、無事に里親が見つかったようでよかったです。
アメリカン・フォックスハウンドの紹介動画
アメリカン・フォックスハウンドの紹介動画です。
本編は2分33秒です。
本編の解説は英語ですが、アメリカン・フォックスハウンドの歴史や、特徴が学べますし、コンテストでおとなしくしている姿を見ることもできます。