ビーグル

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犬種
ビーグル
原産
イギリス
役割
猟犬
サイズ
小型犬
オスの体高
33〜38cm
オスの体重
8〜14kg
メスの体高
33〜38cm
メスの体重
8〜14kg
2014年のJKCの登録件数
3,017頭

歴史

においを追跡しているビーグル犬

ビーグルはイギリス原産の嗅覚ハウンドです。

鳴き声で獲物を追いかける猟犬として用いられてきました。

集団で狩りを行う犬種で、同じ仲間にはハリアフォックス・ハウンドがありますが、それらの犬の中で最も小型なものがビーグルです。

この仕事を行う犬の歴史は大変古いもので、古代ギリシャの時代の犬から派生してきたものだと考えられています。

1400年頃にはイギリスやギリシャ、フランス、イタリアなどで飼われていました。

ビーグルという名が1475年の文献の記録に残されているほどの歴史の古い犬です。

その後、小型のものが流行するようになり、1500年後半にはウサギ狩り専用となりました。

ウサギ狩りはキツネ狩りとは違い、馬に騎乗せずに行われるため、ビーグルのような歩幅の小さな犬でも十分だったからです。

後に騎乗して行われるキツネ狩りが中心になり、ビーグルよりも足の早い、フォックス・ハウンドやハリアが好んで用いられるようになり、ビーグルはマイナーな存在となりました。

今でもイギリスの上流階級の人々はキツネ狩りの犬としてハリアやフォックス・ハウンドを選び、ビーグルは使いません。

しかし、一般大衆に人気があるのはビーグルです。

日本ではフォックス・ハウンドやハリアはほとんど飼育されていませんが、ビーグルは2014年のJKCの登録数も3,017頭(全犬種中20位)と、今でも人気の高い犬種であることがわかります。

散歩をしていても、よく見かける犬種ですし、ペットショップでもよく見かけます。、

均一性が高く、小型で、多産であるという理由で、医薬実験で使用されることが多い犬種です。(犬を用いた生体実験の是非や真実については、今後、当サイトで新規に記事を作成しようと思っています。完成すれば、このページからもリンクを張ります)

特徴

芝生でくつろぐビーグル

アメリカではサイズによって、小型の13インチ(約33センチ)と、大型の15インチ(約38センチ)の2タイプの大きさに分けられています。

日本で一般的なビーグルは13インチのもので、15インチのビーグルは主に実猟犬として用いられています。

被毛は短毛で、白・黒・茶色で構成されたハウンド・カラー(トライカラー)(白・黒・茶色)が一般的ですが、レモン色の個体も認められています。

幅の広い垂れ耳が特徴的です。

食いしん坊で、元気いっぱいの遊び好きな陽気な犬ですが、温厚な性格です。

かわいいしぐさを見ているだけで幸せになってきますが、嗅覚ハウンドとしての鳴き声は健在です。

バリトンボイスで、吠えるではなく、鳴くと形容されるほど低音で響く「バウバウ」という良く通る声を持っています。

有名なスヌーピーはビーグル犬

A peanuts book featuring Snoopy (1)

(画像クリックで詳細ページへ移動)

家庭犬として人気が高まったのは、アメリカの漫画「スヌーピー」のキャラクターとして登場してからです。

それ以来、世界中で愛される犬種となりました。

飼いやすさ

子どもと一緒のビーグル

純血種の中でも比較的丈夫な犬ですので、健康面からは飼いやすい犬種と言えるでしょう。

外飼いも可能です。

ただし、寂しがり屋な犬ですので、寂しくなって大きな声でバウバウと吠え、近所迷惑にならないように注意する必要があります。

子犬の頃は何にでも興味を持つエネルギッシュな犬ですが、大人になると落ち着き、とても飼いやすくなります。

温厚で社交的な性格

性格は明るく温厚、かつ、社交的な犬ですので、他の犬とも仲良くできますし、小さな子どもとも一緒に過ごすことが可能です。

飼い主はもちろんのこと、始めて会う人にも喜んで寄っていくような人間好きな犬です。

鳴き声のコントロールは必須

猟犬として吠えながら獲物を追い詰める能力は健在です。

一般的に、ビーグルは良く吠えるうえに、よく通る声をもっているので、集合住宅や住宅密集地で飼育する際には、無駄吠えのコントロールが必須条件になってくるでしょう。

ブラッシングやシャンプー、寝床について

堅い短毛が密生している短毛種ですので、毛の手入れは簡単です。

体臭はありますが、特に強い方ではないので、時々、蒸しタオルや濡らした雑巾で体を拭いてあげて、本格的なシャンプーは1〜2ヶ月に一回程度で十分でしょう。

ただし、換毛期には根気よく抜け毛を取ってあげましょう。

ブラシで毎日丹念に取るようにします。

時々、マッサージやブラッシングをして血の循環をよくしてあげましょう。

外耳炎に注意

垂れ耳の犬ですので、週に1度は耳の内側を掃除します。

垂れ耳ですので、通気性が悪く、外耳炎などの疾患にはかかりやすい犬種となります。

黒っぽいものやベタベタとした耳垢が大量に出る場合は耳の疾患に掛かっている恐れがありますので獣医師に相談しましょう。

食べ過ぎと運動不足に注意

ビーグルは嗅覚ハウンドですので、匂いに敏感で、とても食いしん坊で、肥満になりやすい体質をもっています。

散歩中も優雅に景色を楽しむというよりは、フガフガと地面を嗅ぎ回して食べ物を探して歩きます。

拾い食いでお腹を壊すことが多い犬種ですので、拾い食いをさせないように注意してください。

肥満体型のビーグルを見かけたことがある方は多いのではないでしょうか。

食事の量が適量であっても、運動不足になるとすぐに肥満になってしまいます。

また、年をとるにつれ、運動嫌いに拍車が掛かってきます。

あまり外に出たがらなくなることが多い犬種なのですが、朝晩30分程度の散歩は習慣づけるようにしましょう。

愛らしいからといって、おやつをあげ過ぎると、あっという間に太ってしまいます。

肥満は万病の原因です。

日頃から体重管理には気をつけてあげてください。

ビーグルのブリーダー情報

ドラゴンボールビーグル

  • 札幌市南区川沿12-2-9-3
  • 電話:011-561-7886(ほうしん治療院内 担当:海野・千葉)

ヤンキーボーイケンネル

  • 栃木県栃木市梓町216-3
  • 電話:0282-31-2255
  • FAX:0282-31-0992

バンビハウス

  • 宮城県仙台市青葉区八幡
  • 電話:090-6686-2006

ビーグル牧場

  • 熊本県熊本市西区河内町岳417番地
  • 電話:096-277-2460
  • FAX:096-277-2460

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本編は5分15秒で、解説は英語です。

図などもふんだんに使われている構成で、ビーグルの歴史や特徴を深く学ぶことが可能です。

元気に駆け回るビーグルや、実際のサイズ感が見て取れるようになっています。

ブレインフリー

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犬の先祖は狼です。そしてご存知のとおり、狼は肉食動物です。

犬は肉以外も食べることができますが、雑食動物に近い肉食動物という立ち位置になるといわれています。

野生では野菜・草・果物などを食べることはありますが、ご飯や麦などを食べることはありません。

ご存知かもしれませんが、スーパーやホームセンター、ペットショップなどで格安に販売されているドッグフードのほとんどは、大量の小麦・トウモロコシなどの穀類に、香り付け程度に少量の肉や魚を混ぜて作られた粗悪なペットフードです。

人間に例えるなら、毎食、インスタントラーメンを与えられているようなものです。

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筆者の家で飼っている犬(ボーダー・コリー)も、実家で飼っている犬(ミニチュア・シュナウザー)も、生まれた時からグレインフリーのフードで育てました。

おかげで、散歩中に様々な方から毛並みの良さを褒められます。

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