- 犬種
- シー・ズー
- 原産
- チベット
- 役割
- 愛玩犬
- サイズ
- 小型犬
- オスの体高
- 20〜27cm
- オスの体重
- 4~8kg
- メスの体高
- 20〜27cm
- メスの体重
- 4〜8kg
- 2014年のJKCの登録件数
- 9,371頭
歴史
シー・ズーはチベット原産の愛玩犬です。
シー・ズーはチベットの王宮や寺院で、、数百年に渡って飼育されていたペキニーズとラサ・アプソとの交配によって誕生し、品種として固定された後も大切に育てられていました。
古くから神の使者として神聖視されてきた犬で、獅子狗(シー・ズー・クウ)と呼ばれていました。中国の宮廷では、ペキニーズに次ぐ地位で、昔からの人気犬種です。
長い間、国外への持ち出しが禁じられていましたが。1930年にイギリス人によってヨーロッパに紹介されましたが、当時はラサ・アプソと同じ犬種だと考えられていました。
1940年になってやっとシー・ズーとして独立しました。
欧米ではシー・ズーとラサ・アプソの人気はほぼ同程度ですが、日本では圧倒的にシー・ズーが人気です。
シー・ズーは、愛玩犬御三家といわれたマルチーズ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリアが人気を博していた1970年頃に日本に輸入されましたが、当時は愛玩犬御三家の人気が高く登録件数は伸び悩んでいましたが、徐々に人気が高まり、1990年では全犬種トップの登録数の33,413頭を誇りました。
現在では人気も落ち着いてはきていますが、それでも2014年の登録件数は9,371頭(7位)と健闘しています。
シー・ズーの人気の秘密は、白を基調としたバラエティーに富んだ毛色や、丈夫で飼いやすいところにあります。
特徴
一見、おとなしそうにみえ、抱かれているだけの犬に見えますが、実は自尊心が強く、頑固でいて陽気で活発な犬種です。
ナイーブな性格ですが、喜怒哀楽の表現が豊かな点も魅力です。
シー・ズーは詰まった鼻先と、大きな眼が特徴で、毛色は全ての色が許されています。
飼い主の事が大好きでな犬種です。
いつも飼い主のことを理解しようと、飼い主の言葉に耳を傾けています。
知らない人にはそっけない態度を見せることもありますが、そのうち、心を許して友好的になります。
飼いやすさ
神経質なところはなく、寛容な性格をしています。
家庭犬としてみても、元が猟犬のダックス・フンドなどとは違い、生まれ持っての愛玩犬ですので、噛み癖や吠えぐせは極めて少ない犬種です。
他の犬種と比べると、シー・ズーはストレスを溜め込みにくい犬になりますので、子供に任せたり、共稼ぎで留守がちな家庭や、年配の方が飼育する犬としても適しています。
飼い主の事は大好きですが、知らない人に関しては警戒し、場合によっては吠える事もありますので、相手を驚かせないように注意しましょう。
飼い主が話しかけると、首を傾げながらも、飼い主の言葉を必死に理解しようとする、性格をしています。
高齢者の方々にもぴったりの犬種で、いい話し相手になります。
飼い主とのコミュニケーションが不足して、ストレスを溜めてしまうと、神経質な犬になってしまうことがあります。
その結果、見知らぬ人に対して、いつまでも吠えたり、やや攻撃的になったりしてしまう場合がありますので、愛情をもって接してあげるようにしましょう。
手入れについて
艶やかな被毛は一般的には短くカットしますが、ドッグショーに出す場合は長い被毛を丹念に手入れすることにより、美しい被毛を手に入れることができます。
この長い被毛はシー・ズーが本来もっている魅力なのですが、その手入れは容易ではありません。
毎日のブラッシングは当然として、体の被毛も、普段はラッピングをしていうて、毛が痛まないように保護する必要があります。
また、伸ばした被毛が目に入って、角膜を傷付けてしまったり、眼病が多くなりがちです。
もともと眼疾患が多い犬種ですので、頭の上でラッピングするか、こまめにフェイスカットを行い、毛が眼の中にに入らないようにしましょう。
シー・ズーには、定期的なトリミングが必要となります。自分でできるようになれればいいのですが、自信がない人はプロのトリマーに依頼して定期的にトリミングしてもらいましょう。
専門のトリマーは、やはりその道のプロですので、可愛らしく仕上げてくれます。
ドッグショーへ出すには、リボンを結ぶことが条件となっています。
飼育のポイント
犬が家に来たばかりの頃と夏場の食欲減退には注意しましょう。
生後5ヶ月で体の状態が安定し、8ヶ月まではよく成長していきます。
抱き続けると子犬が疲れてしまいますので気をつけましょう。
成犬になったら、食事は1日1〜2回で、朝夕に散歩でちょっとした運動を行いましょう。
帰宅後はブラッシングを行い、毛をとかしてゴミを取りましょう。
人間のことが大好きな、噛み癖のない犬へと育てるには、子犬の時からいろいろな人に会わせるスキンシップをはかるようにしましょう。
シー・ズーのブリーダー情報
- 東京都中野区新井1-36-5
- 電話:03-3228-1799
- 埼玉県久喜市菖蒲町台788-12
- 電話:0480-85-6921
- 北海道岩見沢市南町7条5丁目7-15
- 電話:0126-24-4361
- FAX:0126-23-1779
- 石川県白山市みずほ1-7-14
- 電話:076-274-3307
- 定休日:水曜日
- 茨城県竜ヶ崎市砂町5184-1
- 0297-62-1267
- 茨城県鉾田市大蔵854-17
- 電話:090-5497-2578
- FAX:0291-39-6009
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完璧に整えられた美しい被毛は見事の一言に尽きます。
それもそのはず、本職のトリマーさんなのです。
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動画本編は3分24秒です。
シー・ズーの歴史が学べます。
解説は英語では有りますが、動画やわかりやすい図を用意してくれているので理解できるかと思います。
シー・ズーの可愛い姿をお楽しみください。