鼻血には大量の出血があるものや、少量の出血が何日も続くものなど様々なパターンがあります。
このページでは犬の鼻血についての症状、原因、治療方法、予防方法をご説明します。
あくまでも参考として捉えてください。
決して当ページの内容だけで素人判断はせず、問題がありそうな場合は速やかに獣医師に相談してください。
症状
鼻血には急激な大量の出血が見られるものや、少量の鼻血が何日も続く場合など、様々なタイプが見られます。
その出血の仕方によって、鼻血が出血している原因も異なることが考えられますし、当然、治療法も異なってきますので、単に「鼻血」ではなく、どのような鼻血なのかをしっかりと理解しておいて、動物病院に行く際には、できるだけ詳しく説明できるように心掛けておきましょう。
また、鼻血だけではなく、くしゃみや痛みが伴う場合もあります。
他には鼻血で鼻腔が詰まってしまい。口を大きく開けて呼吸をすることもあります。
原因
老犬の場合ですと歯周病を放置したために、歯根部の化膿が進行して、その化膿が鼻腔にまで広がったことが、鼻血の原因となることがあります。
鼻血の原因が鼻腔にある場合は、鼻のまわりの打撲や鼻粘膜の腫瘍、異物の混入などが考えられます。
その他、細菌や真菌の感染症や中毒、血液の病気などが原因として考えられます。
治療
軽い鼻血は自然と止まりますので心配はいりません。
ただし、繰り返し鼻血が見られたり、大量の出血が見られる場合には、なにか重病に掛かっている疑いがありますので、動物病院で診断してもらいましょう。
その鼻血を引き起こしていた原因によって、内科療法や外科療法を行っていきます。
予防方法
打撲が原因の鼻血は、鼻などを強く打たないように気をつけてあげるくらいし予防方法はありません。
鼻血自体を予防するのはでなく、鼻血を引き起こしている原因を予防するように考えるしかありません。