咽喉頭炎とは、喉がウィルスや細菌、食べ物を飲み込む際の傷、鳴きすぎなどで咽喉頭が炎症している状態のことをさします。
このページでは咽喉頭炎についての症状、原因、治療方法、予防方法をご説明します。
ただし、あくまでも参考として捉えてください。
決して当ページの内容だけで素人判断はせず、問題がありそうな場合は速やかに獣医師に相談してください。
症状
初期の状態では空咳がでるくらいですが、徐々に咳が重くなっていき、のどの痛みで食欲が減退してしまうこともあります。
更にひどく進行すると吐くような動作や、よだれ、ゼーゼーといった呼吸音が聞こえることもあります。
声帯にも影響ができますので、声が枯れたり、鳴き声がでなくなることもあります。
原因
ウィルスや細菌が呼吸に感染した場合や、有毒ガスの影響、食べ物を飲み込む際にのどにできた傷、長時間にわたって鳴きすぎたことによる喉の痛みといったことが考えられます。
治療
抗生物質や消炎剤を投与する内科療法が行われます。
場合によっては吸入器を使った治療も行います。
予防方法
家の中では保温や換気、保湿などに気を配りましょう。
室内で飼育している犬の場合でしたら、加湿器を利用して適切な湿度を保つことも有効です。
空気清浄機の利用も効果的でしょう。
寂しがりやの犬は、長時間に渡ってキャンキャンと泣き続けることがあります。
私最初に飼ったミニチュア・ダックスフンドは、しつけに失敗したこともあり、分離不安になってしまい、お留守番をさせようとするとキャンキャンと泣き続ける犬に育ってしまいました。
ある日、どうしてもペットホテルに預ける必要があって、ペットホテルに預けたところ、次の日に迎えに行ったら、一晩中鳴き続けていたのでしょうか、声が完全に枯れてしまっていました。
鳴き過ぎが原因の場合は、出来る限り鳴かない、よく知った人に預けるか、極力、一緒に行動するかするといいでしょう。
どうしてもペットホテルの利用が必要な場合は、預ける時間を出来るだけ短くしたり、こまめに相手をしてくれるペットホテルを選びましょう。
ペットホテルは、犬を預かったら後は、小さなオリに閉じ込めたままのところもあります。そういうホテルの利用は極力避けましょう。
犬との自由時間をたくさん用意してくれている良心的なペットホテルを探す努力を行いましょう。