舌炎とは口の中にできものやただれなどの炎症が発生する病気です。
このページでは口内炎の形成不全についての症状、原因、治療方法、予防方法をご説明します。
ただし、あくまでも参考として捉えてください。
決して当ページの内容だけで素人判断はせず、問題がありそうな場合は速やかに獣医師に相談してください。
症状
舌が炎症を起こし、赤く腫れたり、白い潰瘍(できもの)ができます。
涎を流したり、強い口臭が見られることもあります。
また、舌に食べ物が染みるため食欲が減退したり、口の中の違和感を気にして口や顔などをひっかく動作を見せます。
原因
- 歯の病気
- 外傷
- 歯に挟まった物(木片や骨片などの異物)からの刺激
- 電気コードをかじった際の感電からのやけど
- レプトスピラ症(犬チフス)などの感染症
治療
まずは舌炎を引き起こしている原因となっている原因を取り除きます。
感染症が原因となっている場合は、その原因を引き起こしている感染症の治療と平行して、舌炎の治療を行います。
治療にはビタミン剤の投与や、ヨード系の消毒剤、口腔用の消炎剤の塗布などが行われます。
餌は柔らかくて食べやすいものを与えるといいでしょう。
予防方法
普段から口の中を清潔に保つようにします。
口腔内に傷がつくようなものを噛んで居ないかチェックしましょう。
日頃から愛犬の様子を確認し、口に違和感がありそうな場合は、すぐに動物病院で診断を受け、早期発見早期治療を徹底させましょう。