口内炎とは口の中にできものやただれなどの炎症が発生する病気です。
このページでは口内炎についての症状、原因、治療方法、予防方法をご説明します。
ただし、あくまでも参考として捉えてください。
決して当ページの内容だけで素人判断はせず、問題がありそうな場合は速やかに獣医師に相談してください。
症状
よだれ流すようになったり、口臭が強まります。
口の中が出血するここともあります。
目に見える症状としましては、口腔内の粘膜に赤や白の斑点やただれが見られます。
口の中に痛みが出るため、食欲が減退したり、頻繁に口の中や周りを気にするようになり、前足でひっかこうとします。
原因
細菌やカビ、ウィルスなどの感染が原因の場合や、肉や魚の骨が挟まったり刺さったことが原因となることもあります。
他の病気が原因となっている場合
また、上記のような病気が原因で口内炎が出ることもあります。
治療
口内炎を引き起こしている原因となっている病気を治療することにより、口内炎も良くなっていきます。
薬はビタミン剤の投与や、消毒液、口腔内容の消炎剤の塗布などが行われます。
口内炎がひどい場合には、やわらかくて食べやすい食事を用意してあげるといいでしょう。
予防方法
口内炎を完全に予防できるわけではありませんが、口内を常に清潔に保つことにより、口内炎に掛かるリスクを低減させることは可能です。
歯磨きを習慣づけて、歯石が溜まった場合には歯石の除去も行えば更に良いでしょう。
自宅で歯石取りに挑戦する
スケーラーを購入してしまえば、自宅でも歯石取りにチャレンジすることが可能です。
麻酔を使わない(使えない)ために、犬は嫌がってしまうかもしれませんが、おとなしい子なら挑戦して見る価値はありそうです。
スケーラーはさほど高価なものでもありませんし、一度購入すれば使い続けますのでお得だと考えることもできます。
犬の歯石取りの動画
犬の歯石取りの解説動画です。
本編は11分18秒です。
この動画を見てやれそうだと感じた人は、チャレンジしてみましょう。
歯磨き
ロープやはみがき効果の高いおもちゃをかませることによって歯磨きを行います。
タオルやロープを使った飼い主さんとの引っ張り合いも効果的です。
相当おもちゃに執着して、年中噛んでいるというのなら、それだけでこと足りるかもしれませんが、普通はそこまではなりませんので、飼い主が犬用の歯ブラシで歯磨きを行います。
食後には犬用の歯磨きガムを与えるのも効果的ですが、やはり、飼い主さんの手磨きに比べると、気休め程度でしかありません。
とはいえ、高価なものではありませんし、味も美味しいようで喜んで食べますので、我が家の犬には食後に1本、犬用のガムを与えています。
普段の歯磨きなどの予防が重要です。歯石がたまってしまった場合は動物病院で除去してもらう必要があります。