2016年1月17日に放映された朝日放送のテレビ番組、ペットの王国ワンだランドのレポート記事をお送りします。
前回は牧羊犬や警察犬など、様々な働く犬の大特集の放送61回目のペットの王国ワンだランドの感想記事をお送りしました。
今回は様々なスゴ技を持った犬たちの大特集です。
どのようなスゴ技を見せてくれるのでしょうか。
番組の後半では、ペット対応の神社に密着です。
ペットと一緒に初詣や、ペット用の七五三が行われている神社を取材されています。
それでは、第62回目の放映分のレビューをお送りします。
今回の記事の目次
スゴ技天才犬大集合
でんぐり返しの達人犬
トントは静岡県熱海市に住む10歳のミニチュア・プードルです。
そんなトントの得意技が、二足歩行です。
前進だけではなく、後退、横歩きもできます。
ワンちゃんの技を競う大会の初代チャンピオンに選ばれたこともあります。
トントはそれだけではなく、でんぐり返りができるのです。
縦に一回転できる犬は、なかなかいないそうです。
前脚の間に頭を入れ、回ります。
なぜ、トントにそのようなスゴ技が身についたかというと、プードルは胴と足の長さのバランスが等しくとれている正方形の体型のため、回りやすいのだと考えられています。
確かに今この記事を書きながら、うちのボーダー・コリーに立てをさせてみましたが、プードルに比べるとだいぶ横に長いですね。
世界一の天才ゴールキーパー犬
ビーグルは運動するのが大好きな犬種ですが、プリンの運動能力は世界でもトップクラスだそうです。
この撮影中にも逆立ちをして歩く姿を見せてくれていました。
飼い主の熊谷さんは、技を教えているとお互いのことを色々理解してくるので、犬との関係も良くなるとおっしゃっています。
東京都世田谷区にあるAndy Cafeというドッグカフェの2Fにドッグランがあり、プリンのお気に入りの場所となっています。
ここのドッグランで、篠田麻里子さんがプリンの芸を見せてもらうことになりました。
のんびりとひなたぼっこをしているプリンちゃんは、どうみても世界一には見えません。
しかし、プリンはギネス記録を持っているのです。
その一つが、バランスボールに乗り、10メートルを11秒9で走った記録です。
「乗って」というコマンドと同時にバランスボールに飛び乗るプリン。
器用にバランスを取りながら移動していきます。
プリンがバランスボールに乗るようになったきっかけは、プリン自体が乗るという行為が好きだったことから、一生懸命乗ることに挑戦するようになり、マスターしたそうです。
バランスボール以外にも芸は持っており、なわとびも上手に飛びます。
そして、プリンの持っているもう一つのギネス記録が、1分間で14個のボールを前脚だけでキャッチしたことです。
ちゃんと日本の前脚で挟み込んでボールをキャッチしています。
芸を教えるコツは、その子の得意なことをヒントにして伸ばしていくといいそうです。
100種類のスゴ技を持つ 技のデパート犬
千葉県船橋市に住んでいるミニチュア・シュナウザーのハッピーは、シュナウザーの中では気性な全身ホワイトのカラーです。
ハッピーはお手などのシンプルなものから、オリジナルのものまで、沢山の芸をマスターしています。
今回はハッピーが覚えている技のうちの幾つかを見せてもらいました。
- 飼い主さんのくつしたを引っ張って脱がしてあげるくつした脱がし
- 夕方になったらカーテンを閉める
- 飼い主がくしゃみをすればティッシュを1枚取ってくる
- 催眠術に掛かる
- だるまさんがころんだ
- ドラマ家政婦は見た!の市原悦子さんの目撃シーンのものまね
本当に芸達者な犬です。
驚異の記憶力を持つIQ犬
神奈川県横浜市に住んでいるコロンはチワワとパピヨンのミックス犬です。
家にはコロン専用の部屋があって、飼い主の石井さんの愛情に包まれた生活を送っています。
コロンは105個のおもちゃの名前を全て記憶しており、言われたものを探して取ってきます。
「富士山持ってきて」と声を掛けると、たくさんのぬいぐるみの中から、富士山のぬいぐるみを持ってきました。
「やかんを持ってきて」と声を掛けると、やかんのぬいぐるみを選んで持ってきます。
次に、「カニ」「カメ」「カエル」「カバ」と、頭文字が「か」で始まる物を並べてみました。
それでもプリンは迷うことなく、正しい人形を持ってきました。
新しいおもちゃの記憶に挑戦
篠田麻里子さんが持ってきた番組の看板犬でもあるアースの人形を覚えさせることに挑戦します。
まずはおもちゃの形や匂いを覚えさせます。
そしてアースという言葉を繰り返しを繰り返し聞かせて覚えさせます。
そして10分後。
篠田麻里子さんが「アース持ってきて」と声をかけると、正しくアースの人形を持ってくることに成功しました。
トントちゃんがスタジオに遊びに来てくれました
今回、スタジオの外の芝生の庭に、ミニチュア・プードルのトントが遊びに来てくれました。
実際に二足歩行を見せてもらいました。
ちょっと変わった神社の行事に密着
新宿区にある市谷亀岡八幡宮は室町時代の1479年から続く伝統的な神社です。
そんな由緒正しい神社をスタッフが訪ねてみると、初詣のお客さんでいっぱいなのですが、少し普通ではないところが見られます。
ここはペットも一緒に初詣ができる神社で、みなさん、ペットを連れてこられています。
一年を健康で無事に暮らせるよう、飼い主と一緒に、手水、茅の輪くぐり、お祓い、お清めなど人間同様の厳粛なご祈祷を行います。
毎年全国から祈願者が集まります。
中にはアメリカからペットと一緒に初詣に来られている方もいらっしゃいました。
ペットの初詣に来られる方は年々増えているそうで、開始した当時は30頭だったのが、今年は6〜700頭来ているそうです。
ペットのための行事は初詣だけではありません。
秋には七五三も行われています。
この神社では人の七五三は年間50組ですが、ペットの七五三は350組と、ペットのほうが多いんです。
ペットの七五三の手順
まずは人間同様、手水で身を清めます。
その後神殿へ行き、ご祈祷です。
ペットの七五三は約15分。
完全予約制になっています。
申し込まれる方は東京近郊だけではなく、全国から訪れるそうです。
基本的に犬が多いのですが、モルモットの予約があったこともあるそうです。
モルモット以外にもカメやイグアナの七五三もできるそうです。