- 犬種
- アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
- 原産
- アメリカ合衆国
- 役割
- 愛玩犬
- サイズ
- 中型犬
- オスの体高
- 46〜48cm
- オスの体重
- 18〜23kg
- メスの体高
- 43〜46cm
- メスの体重
- 18〜23kg
- 2014年のJKCの登録件数
- 18頭
今回の記事の目次
アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの歴史
アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは闘犬やブル・バイティング(牛いじめ)目的に作出されたテリアで、イギリスのスタッフォードシャー・ブル・テリアを改良してつくられました。
マスティフ、ポインター、ブルテリア、ブルドッグ、ポインターなどの様々な犬種と交配し、激しい気性で攻撃性が高く、粘り強い犬として作りだされました。
1900年に闘犬は禁止されました。
闘犬や牛いじめが禁止されてからは、攻撃性を抑えるような繁殖に切り替えられ家庭の番犬への道へと進んだのがこのアメリカン・スタッフォードシャー・テリアです。
一方、闘犬好きの人たちは地下へと潜るようになりました。彼らは闘犬の血統そのままで攻撃性のある犬として繁殖を続けました。
それらの犬がアメリカン・ピット・ブル・テリアへと発展していきました。
ですので、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアはアメリカン・ピット・ブル・テリアの兄弟犬なので見た目はそっくりです。
ただし、アメリカン・ピット・ブル・テリアと比較すれば、性格は穏やかなものとなっています。
アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの特徴
がっしりとした体つきで、顎の力はたいへん強く、噛み付いたものは離しません。
被毛は短いスムースコートです。
カラーはブラック、ホワイト、ブリンドル、ブラックアンドホワイトなど様々です。
JKCでは全ての色が認められますが、白が8割を超えていたり、ブラックアンドタン、レバーのカラーを持つ犬は勧められていません。
アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの飼いやすさ
暑がりでもなければ、寒がりでもない犬種です。
毛の手入れは獣毛ブラシでこするか、たまに雑巾で拭きあげる程度で大丈夫ですので、お手入れにさほど手間は掛かりません。
強面ですが愛嬌はあり、家族に対して高い忠誠心があります。しかし、子犬の頃からわがまま放題にしたり、飼い主や家族とのコミュニケーション不足、他の犬や他の人との社会性不足に陥ると神経質で凶暴な犬へとなってしまいます。
そうなってしまうと手に負えなくなりますので、犬をはじめて飼う家庭にはかなり不向きな犬種です。
おとなしい性格になるように交配された犬とはいえ、元々は闘犬だったわけですから、相当の力、攻撃性、粘り強さを持っています。
確実に良い犬としてコントロール可能な技量を持つ人が飼うべき犬種でしょう。
アメリカン・スタッフォードシャー・テリアのブリーダー情報
和歌山県で様々な犬種の繁殖を行っているショップです。
アメリカン・スタッフォードシャー・テリアのブログ
アメリカン・スタッフォードシャー・テリアを飼育されている方のブログです。
石川県でアメリカン・スタッフォードシャー・テリアの銀くんを飼育されている方のブログです。
アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの紹介動画
アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの紹介動画です。
本編は9分32秒です。
本編の解説は英語です。
飼い主の横で大人しくリラックスしている姿や、おもちゃを引っ張り合いして遊ぶ姿、池で泳ぐ姿も見られます。