イタリアン・グレーハウンド(イタグレ)

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犬種
イタリアン・グレーハウンド(イタリアン・グレイハウンド)
原産
イタリア
役割
愛玩犬
サイズ
小型犬
オスの体高
32〜38cm
オスの体重
5kg
メスの体高
32〜38cm
メスの体重
5kg
2014年のJKCの登録件数
1,776頭

イタリアン・グレーハウンドの歴史

イタリアン・グレーハウンド(イタリアン・グレイハウンド)はイタリア原産の視覚ハウンドで、日本でもイタグレ、I.G.などと訳されるほどに愛されている犬種です。

2014年のJKC(ジャパンケネルクラブ)の登録件数も1,776頭と日本国内でも比較的人気が高い犬種です。

この犬種はグレイハウンドを小型犬に改良したもので、その時期はかなり古く、この犬種が古代ローマの絵画に描かれていた事から、紀元前にはすでに改良が行われていたと思われます。

古代エジプトの墳墓からイタリアン・グレーハウンドと推測されるミイラが見つかっていますし、古代エジプトの絵画にも登場していることから、エジプトで誕生したと考えられています。

そして、エジプトと交流があった古代ローマの貴族たちが、愛玩犬として飼い続け、イタリアに定着したのでしょう。

また西暦79年に、ベスビオス山の噴火で埋没した、イタリアのナポリ近くのポンペイの遺跡からも、ペットとして飼われていたこの犬の遺骨が多数発掘されています。

ポンペイのたくさんの家庭で飼われていたことからも、当時の犬としては穏やかな性格の愛玩犬だったことがわかりました。

ルネッサンス絵画にもたびたび登場しますが、その姿は現在のそれと殆ど変わっていません。

18世紀の初めにイギリスに渡りましたが、コートが短いので、気温が低く寒いイギリスでは飼いにくいということで敬遠されていました。そして、その後アメリカに渡って人気を獲得しました。

イタリアン・グレーハウンドの特徴

イタリアン・グレーハウンドは、グレーハウンドの仲間の中では最も小さい種類で、サイトハウンドの仲間の分類の中でも最も小さい体躯をもちます。

もっぱら愛玩犬として飼育されており、実際の狩りで用いられることはありません。

視覚ハウンドの特徴でもある、目が左右に離れて横につく構造をしており、頭部は長く伸び、ストップ(目の間のくぼみ)はあまり目立ちません。

利発そうな目をしており、バネのある動きはこの犬種の熱狂的なファンを生み出します。

耳は小さく垂れており、耳の位置は比較的頭の上の方についていて、普段は折りたたまれています。

毛は短く光沢をもっています。

豊かな胸が突き出しており、腹はくびれて締まっています。

細くて長い四肢にも筋肉が盛り上がっています。

鹿の子どものようにピョンピョンと飛び跳ねながら走ります。

巻き込んだネズミの尻尾や鞭にも似た尻尾を持っています。

細身の体を見ると一見ひ弱そうにも見えるイタリアン・グレーハウンドですが、意外に丈夫です。

外観からは非常に気が弱そうな犬と言うイメージを持たれがちですが、飼い主や家族など気を許した相手にはとても明るく無邪気で心優しい犬種です。

優雅なスタイルで、品位を感じさせる犬ですので、女性が飼うの犬としてもお薦めです。

毛色はフォーン・レッド、グレー、ブルー、リーム等でホワイトが混じっていることが条件です。

イタリアン・グレーハウンドの飼いやすさ

イタリアン・グレーハウンドはとにかく温厚で優しく、愛情深くて、自分の主人や家族と一緒にいるのが一番の幸せと言うタイプの犬になります。

他人や見知らぬ人には冷淡ではあるが、無視しているというよりは最初は様子を見ているところでしょう。

すぐに顔を覚えて、安心すると親しげに近づいてきます。

あまり神経質な犬種ではありませんので、どこの家庭にも順応し他のペットともうまくやっていける個体が多いでしょう。

ただ、この犬を飼っている人の中には子どもとは相性が悪いという人もいるので、小さい子供のいる家庭では、実際にブリーダーのもとに子どもと一緒に見学にいって確認したほうがいいでしょう。

甘えたがりやの犬ですので、子犬の頃からパピー教室等に参加させて、他の人間や他の犬と触れ合う機会をもち、しっかりとした社会性を養わせましょう。

活発な犬ですが、興奮することはあまりありませんから、その点は安心できます。

噛む性質も低く、吠えることも少ないですし、声も大きくありませんので、集合住宅などでも安心して買うことができる犬種です。

運動が大好きな犬種ですので、毎日の散歩は必要です。

散歩ではノーリードが許されている場所で自由運動ができればなお良いでしょう。

注意点

暑さにはある程度の耐性がありますが、寒さにはめっぽう弱いので、冬場は犬用のシャツやセーター等の服を着させてあげましょう。

毛がかなり短いので、擦りむきや傷には気をつけましょう。

家の中でも服を着せてあげたり、柔らかなベッドを用意するなどして外傷を防ぎましょう。

時々、恐れを知らずな無鉄砲をやらかすことがあることがあります。

高いところから飛び降りたり、金網をよじ登って落ちたりします。

イタリアン・グレーハウンドの体は細い体なので、激しい運動は骨折につながります。

飛び降りなどの室内での骨折事故も多いですので、飛び降りができないような安全対策をお願い致します。

毛の手入れやシャンプー・入浴

短毛でほとんど抜け替わりませんので、手入れは非常に簡単です。

そもそも、ほとんど無臭なのでめったに入浴させる必要もないでしょう。

汚れたら雑巾で拭いてあげるとか、短毛ブラシを用いてブラッシングをして表面のツヤを出し、皮膚に刺激を与えてあげるくらいで十分でしょう。

イタリアン・グレーハウンドのブリーダー情報

DOX of Italiano

  • 東京都大田区中馬込3-11-31
  • TEL:03-5743-6646
  • FAX:03-5743-6646

東京都大田区の馬込で、イタグレ専門の犬舎をされている方のサイトです。

他にもイタグレ専門のトレーニング教室、イタグレ専門のホテルも併設されており、オーナーは根っからのイタグレフリークであることが窺い知れます。

FATA I.G

  • 所在地:福岡市西区生の松原3-7-8
  • TEL:092-834-3139
  • 携帯:090-3190-3424

福岡でイタリアン・グレーハウンドの繁殖をされている犬舎のサイトです。

福岡と佐賀の県境の三瀬というところで施設のドッグランも用意されているそうです。

パピーズママ

  • 所在地:山梨県甲斐市西八幡3340-4
  • TEL:055-279-8225
  • FAX:055-279-8225
  • 携帯:090-3510-9663

山梨県で様々な犬種の繁殖をされている犬舎のサイトです。

イタリアン・グレーハウンドの可愛い子犬も生まれています。

EVERY ONE

  • 所在地:福島県郡山市中田町柳橋字中倉166-3
  • 電話:080-6053-5505

福島県郡山市でイタグレを専門に繁殖されている犬舎です。

ドッグショーにも参加されています。

イタリアン・グレーハウンドのブログ

イタグレ兄弟 ビビ太とオト助♪のビビオト劇場

二頭のイタグレを飼育されている方のブログです。

大きな写真が大迫力です。

おばんとオタクとイタグレミミの切ないつぶやき

四頭のイタグレを飼育されている方のブログです。

オリジナルの犬用洋服も作られているようです。

(  ● ノ ▼●) 必殺お世話人。

イタリアン・グレーハウンドのビート君の写真や動画がふんだんに公開されているブログです。

Ultra めい・シェリ・カイworld !

五頭のイタグレを飼育されている方のブログです。

たまたまなのか、イタグレを飼っている方は多頭飼いが多いですね。

IGプリの新生活

イタグレのプリボーちゃんの里親さんのブログです。

イタグレ成長記 さくら咲く

二頭のイタグレを飼育されている方のブログです。

やまぶきいろ

二頭のイタリアン・グレーハウンドを飼育されているブログです。

アラタハウス

淡路島でイタグレを飼育しながら、オリジナルの犬の洋服の制作と販売もされている方のブログです。

ちなみに、当サイトと同じCMSのWordPressを用いて構築されていますが、とってもおしゃれです。

イタリアン・グレーハウンドの紹介動画

DOGS 101 のイタリアン・グレーハウンドの紹介動画です。

本編は4分11秒です。

本編の解説は英語ですが、イタグレの歴史や、特徴が学べます。

生まれたての可愛い子犬の姿や、ものすごい速度で疾走するイタリアン・グレーハウンドの迫力ある走りも見られます。

ブレインフリー

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犬の先祖は狼です。そしてご存知のとおり、狼は肉食動物です。

犬は肉以外も食べることができますが、雑食動物に近い肉食動物という立ち位置になるといわれています。

野生では野菜・草・果物などを食べることはありますが、ご飯や麦などを食べることはありません。

ご存知かもしれませんが、スーパーやホームセンター、ペットショップなどで格安に販売されているドッグフードのほとんどは、大量の小麦・トウモロコシなどの穀類に、香り付け程度に少量の肉や魚を混ぜて作られた粗悪なペットフードです。

人間に例えるなら、毎食、インスタントラーメンを与えられているようなものです。

本当に愛犬の健康と幸せを考えるのなら、穀物不使用で、人間でも食べられる新鮮で安全な食材を使って作られた、プレミアム・グレインフリーフードを与えることを検討してみてください。

筆者の家で飼っている犬(ボーダー・コリー)も、実家で飼っている犬(ミニチュア・シュナウザー)も、生まれた時からグレインフリーのフードで育てました。

おかげで、散歩中に様々な方から毛並みの良さを褒められます。

とはいえ、犬にとって、普段の食事が人生(犬生)にとって大きなファクターを占めている楽しみでもありますので、犬の幸せを考えるとガツガツと食べる美味しいドッグフードであることは最低条件です。

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