聴覚

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犬には小さな物音を聞き取ったり、様々な音の中から必要な音を聞き分ける聴覚を持っています。

家族の誰かが帰ってくる時、犬が最初に気がついて玄関まで迎えにいくのも、犬のこの優れた聴覚のおかげです。

このページでは犬が持つ優れた聴覚について詳しく解説します。

犬の持つ優れた聴覚

犬の耳

犬は情報収集を行う際に嗅覚を最も重要とし利用していますが、それに次いで重要な感覚が聴覚になります。

音の大きさの聞き取り能力は人間の6倍で、音を感じる範囲の能力も人間の4倍といわれておりますので、遠いところの音もしっかりとキャッチすることが可能です。

また、立ち耳の犬はレーダーのように耳を動かして音の方向をしっかりと聞き分けることもできます。(垂れ耳の犬にはできません)人間は16方向からの音の方向の認識を可能としていますが、犬は32方向からの音の方向を認識します。

優れた聴覚は野生の時代の名残

聴覚は野生の時代に発達させた感覚です。

獲物をとったり、外敵から身を守るために、優れた聴覚を獲得しました。

ぐっすりと眠っていたはずの犬が、ほんとうにちょとした小さな音でも突然パッと飛び起き、耳を澄ますのも、野性時代の習性が残っているからです。

特に眠っている最中は嗅覚の能力が大幅に低下しますので、外部の異変を感じ取るために聴覚の能力は睡眠中も働いています。

犬はどうして首を傾げるのか

犬は時々、首を傾げることがあります。

これは左右の耳の位置を変えて、音が聞こえる方向や距離、音の内容の詳細を調べているのです。

ちなみに、うちで飼育しているボーダー・コリーも、話しかけるとよく首を傾けます。

「さっき、散歩という声が聞こえた気がするけど、本当かな?もう一回聞き直してみよう」といったニュアンスで首をかしげているように思えます。

蓄音機の前で耳を傾ける犬、ニッパー

ニッパーの写真

ビクターのトレードマークにもなっている、蓄音機の前で首を傾げる犬はたいへん有名です。

この有名な1シーンの犬の名はニッパー。この犬には、なんとも健気な物語があるのです。

ニッパーを飼っていたのは、マーク・ヘンリー・バラードさんという方だったのですが、そのマークさんはニッパーを残して亡くなってしまいます。

その後兄妹のフランシスさんがニッパーを引き取ることになりました。

そして、ある日、蓄音機を鳴らしてみたところ、そこには、亡きマークさんの声が吹き込まれていました。

その蓄音機の前には、大好きだったご主人の声を懐かしそうに聴き入るニッパーの姿あがありました。

なぜご主人の声がこんなところから聞こえるのだろうか?と首をかしげていたこの姿は、HIS MASTER’S VOICEという絵になり、ビクターのトレードマークとしても採用されました。

現在では、ポスター置物など、様々なグッズが商品化もされています。

His Master's Voice

人間には聞こえない高周波音もキャッチ

人間は20Hz~20,000Hzまで聞き取ることができます。(ただし、加齢とともに高周波音は聞こえなくなっていきます)

それに対し犬は、40Hz〜65,000Hzまで聞き取ることが可能になっています。

犬が高周波の音を聞き取れる能力を利用したものに、犬笛があります。

狩猟の際に森の奥深くに入った犬を呼び戻すのに使ったり、普段のトレーニングでコマンドとして用いることもできます。

立ち耳の犬のほうが耳が良い

ジャーマン・シェパード

犬には様々な形の耳がありますが、耳の良さでいうと立ち耳の犬種に軍配が上がります。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークや、秋田犬甲斐犬アラスカン・マラミュートなど和犬や原始的な犬のような立ち耳の犬種は、耳が良い犬種になります。

垂れ耳の犬は、その垂れた耳によって音が大幅にカットされてしまいますが、立ち耳の犬は、音が直接鼓膜に届くため、音に対してかなり敏感です。
また、それに加え、耳をレーダーのように自由に動かして集音効果を高めることもできますので有利になります。

ゴールデン・レトリーバーの子犬

逆にシー・ズーや、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルレトリーバー系の垂れ耳犬種は、耳によって音が遮断される上に、レーダーのように耳を動かすことができないため、立ち耳の犬種に比べると能力はやや劣ることになります。

犬はうるさくないの?

犬は人間には聞こえないような高周波の音や、極めて小さい音を聞くこともできて、騒音などが様々な音が交じり合っているような場所でも、必要な音をきちんと聞き分けることもできます。

人間と比較すると、とっても耳が良い犬ですが、これだけ耳が良いと、うるさすぎると感じるのではないかと疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

実際、ちょっとした物音でも、犬にとってはかなり大きな音として聞こえています。

なので、大きな音や、突然の音には驚いてしまうのです。

犬が苦手な音

  • 掃除機
  • ドライヤー
  • 電子音
  • 花火などの爆発音、破裂音
  • 工事現場の音
  • 電車の音
  • 車のホーン

人間ならば、音の原因が何なのか理解できますので、大きな音を聞いて不快になることはあっても、それほど恐れることはありません。

しかし、犬には雷が鳴るメカニズムや、花火がなぜ音を出すかという理由なんて理解できません。

突然大きな音がなるので、びっくりするのです。

掃除機の音や、ドライヤーの音のような自然界にない音も怖がる傾向にあります。

ドライヤーや掃除機の音に関しては、怖くないものだということをじっくりと犬に教えることによって、恐怖を克服することは可能です。

ブレインフリー

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犬の先祖は狼です。そしてご存知のとおり、狼は肉食動物です。

犬は肉以外も食べることができますが、雑食動物に近い肉食動物という立ち位置になるといわれています。

野生では野菜・草・果物などを食べることはありますが、ご飯や麦などを食べることはありません。

ご存知かもしれませんが、スーパーやホームセンター、ペットショップなどで格安に販売されているドッグフードのほとんどは、大量の小麦・トウモロコシなどの穀類に、香り付け程度に少量の肉や魚を混ぜて作られた粗悪なペットフードです。

人間に例えるなら、毎食、インスタントラーメンを与えられているようなものです。

本当に愛犬の健康と幸せを考えるのなら、穀物不使用で、人間でも食べられる新鮮で安全な食材を使って作られた、プレミアム・グレインフリーフードを与えることを検討してみてください。

筆者の家で飼っている犬(ボーダー・コリー)も、実家で飼っている犬(ミニチュア・シュナウザー)も、生まれた時からグレインフリーのフードで育てました。

おかげで、散歩中に様々な方から毛並みの良さを褒められます。

とはいえ、犬にとって、普段の食事が人生(犬生)にとって大きなファクターを占めている楽しみでもありますので、犬の幸せを考えるとガツガツと食べる美味しいドッグフードであることは最低条件です。

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