耳疥癬(耳ダニ)

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耳疥癬(耳ダニ)は耳ダニが繁殖したことが原因で発症する外耳炎の一種です。

このページでは耳疥癬についての症状、原因、治療方法、予防方法をご説明します。

ただし、あくまでも参考として捉えてください。

決して当ページの内容だけで素人判断はせず、問題がありそうな場合は速やかに獣医師に相談してください。

症状

外耳炎の一種で、外耳炎と似たような症状ですが、疥癬虫(ミミヒゼンダニ)に寄生されたことにより黒い耳垢がたまり、耳が臭うようになります。

ミミダニに寄生された犬は、耳をしきりに気にして痒がり、後ろ足でかこうとしたり、頭を振ったりします。

症状が進行すると耳だけにとどまらず、全身性の皮膚炎に移行してしまうこともありますので、注意が必要です。

原因

犬の耳

耳疥癬の原因を引き起こしているミミヒゼンダニは耳介の中の皮膚の表面に寄生して、耳垢や皮膚のかさぶたなどを食べながら繁殖を繰り返します。

耳の中は次第にダニの排泄物などでいっぱいになります。

ダニが寄生している他の犬との接触による感染が主な原因です。

慢性化することもあります。

垂れ耳の犬種は感染しやすい

ミニチュア・ダックスフンドビーグルやプードルなどの耳が垂れ下がった犬種が感染しやすくなっています。

垂れ耳は通気性が悪いため、耳の中は常に蒸れている状態になります。

温かくてジメッとした湿度の高い耳の中は、耳の汚れや垢などがたくさん出るため、寄生虫にとって、とても過ごしやすい環境と言えるからです。

垂れ耳の犬種に多く見られます。

治療

注射器

耳垢を取り、抗ダニ剤やイベルメクチン等の駆虫剤を使ってダニを退治します。

成ダニの駆除に成功しても卵は残っていますので、孵化するまで待ち、再び殺虫剤などで長期間掛けて根治を目指します。

コリー系の犬種は注意

皮膚疥癬の治療にはフィラリア症の治療薬にも使われているイベルメクチンを処方されることもありますが、オーストラリアン・シェパードやラフ・コリー、ボーダー・コリー、シェットランド・シープドッグといったコリー系の犬種はこの薬に対して中毒を引き起こすことがあります。

フィラリアの治療程度の使用量ですと問題ないようですが、皮膚疥癬の治療に使われる使用量はフィラリア治療の50倍以上の使用量となりますので、本当にイベルメクチンを投与すべきなのか獣医師とよく相談して熟考するようにしましょう。

予防方法

垂れ耳の犬

耳の中をいつも清潔に保つことが予防になります。

耳の汚れは耳疥癬の餌になりますので、綺麗にしておけば耳疥癬にとって住みにくい耳になりますし、普段から耳掃除をしておけば、万が一他の犬から耳疥癬をうつされていても早期発見が可能です。

一度寄生されてしまうとかなりしぶとく厄介です。

動物病院で治療してもらうことになるでしょう。

早期発見、早期治療を実践するためにも、週に一度は耳の中をチェックしておきましょう。

耳の掃除は2週間に1回くらい行うといいでしょう。

耳の汚れを掃除し耳全体もマッサージしてやりましょう。

綿棒で耳道を強くこすってしまうと傷つけてしまい炎症の原因になったり、炎症を悪化させてしまう場合がありますので、優しく行いましょう。

また、汚れがひどいときに、綿棒を深くまでいれてしまうと、汚れを耳の奥に押しこむことになってしまいかえって逆効果になります。

ひどい汚れの場合に動物病院で診てもらいましょう。

耳の中に水が残っていて、蒸れたり、湿気たりすると外耳炎などの耳の疾患にかかりやすくなります。

それらの疾患は耳血腫ができる原因となります。

シャンプーや水泳、雨の散歩の後は、耳の中の水気をしっかりととって、乾かしましょう。

すでに耳血腫になっており、犬がしきりに耳を気にして掻いてしまう行為の防止策としては、エリザベスカラーの装着があげられます。

犬は違和感を覚えている部位をどうしても前足で掻いてしまいがちですので、悪化させないためにもエリザベスカラーはオススメです。

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犬の先祖は狼です。そしてご存知のとおり、狼は肉食動物です。

犬は肉以外も食べることができますが、雑食動物に近い肉食動物という立ち位置になるといわれています。

野生では野菜・草・果物などを食べることはありますが、ご飯や麦などを食べることはありません。

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