2015/2/15 ペットの王国ワンだランド感想 モップのような犬プーリー

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2015年2月15日に放映された朝日放送のテレビ番組、ペットの王国ワンだランドのレポート記事をお送りします。

前回は愛犬家の設計士が建てた愛犬住宅が特集された放送16回目のペットの王国ワンだランドの感想記事をお送りしました。

今回の特集は、全身ドレッドヘアーのモップ犬 世界一お手入れが大変!? です。

芸能人のこだわりワンだランドは、今回ゲストで来られている柴田理恵さんの飼っている足に障害がある晴太郎との触れ合いについてです。

それでは、第17回目の放映分のレビューをお送りします。

MC
関根勤
篠田麻里子
ゲスト
柴田理恵
キャラクターデザイン
さくらももこ

障害を持つ愛犬との生活に密着

柴田理恵さんの愛犬晴太郎は9歳の雑種です。

晴太郎には足が3本しかありません。

晴太郎との出会いは、柴田さんがテレビのロケを行っているところにゴミの山の中があり、何か声が聞こえるなと確認してみたら木の箱があり、開けたら子犬が入っていました。

後ろ足が一本、体にくっついていて動かなかったそうです。

身体に障害があったので捨てられたのではないかとおっしゃっていました。

犬は、ただ「可愛い」だけで飼ってはいけないが、やってみたらなんとかできるんじゃないかと思って飼う決心をしたそうです。

晴太郎は足が3本しかありませんから、上手にバランスがとれないので、他の犬がやっているような伸びができません。

徐々に立ち上がれなくなってきたのでマッサージしてやらないとダメと思い、今では毎朝、全身マッサージをしてあげています。

晴太郎は背骨が曲がっているため、背骨を真っ直ぐにマッサージしてあげます。

また、内蔵も弱いので食事にも工夫していらっしゃいます。

  • ささみ:160グラム
  • きゃべつ:130グラム
  • にんじん:95グラム

膵臓が悪いので脂ものは控えます。

3本足のため、太ってしまうと歩けなくなるので、1日の摂取カロリーは450kcalに抑えているそうです。今摂取カロリーは、同じサイズの犬が1日取る量の半分です。

肉球マッサージもしてあげます。

肉球が硬くなってひび割れているので、馬油を塗りこんであげます。

馬油は馬のたてがみなどから採取した脂肪で殺菌効果や保湿効果が高いところが特徴です。

馬油は舐めても害がありませんから、犬の肉球の保湿用クリームとして適しています。

柴田さんは、晴太郎はかけがえのない我が子。できるだけ長生きして元気でいて欲しいとおっしゃっていました。

晴太郎は本当に大事にされていて、柴田さんに拾われて本当に幸せだったでしょう。こういうものを縁だとか運命というのだと思います。

世界一お手入れが大変な犬プーリー

今回の特集はプーリーのマハロ君(7歳)です。

プーリーはハンガリー原産の牧羊犬で、ドレッドヘアーなのでラスタ犬とよばれることもあります。

モップのようなユニークな外貌が特徴です。

2013年JKCの登録数20頭と、かなり珍しい犬種です。

元々は牧羊犬ですので、外敵から家畜を守ってきた歴史がありますので、気性が荒い一面もあります。

プーリーの独特のドレッドヘアーは、狼の牙から身を守る鎧という説もあるほどです。

毛はアンダーコートとトップコートの二層になっていて、1000本の毛が絡み合った縄状です。

毛は長いところで40センチで、毛の重さだけで2キロにも達します。

お父さんは、小さい時に図鑑で見て感動して、いつかプーリーを飼ってみたいと考えていたそうです。

そして、実際に飼うためにプーリーについて色々と調べて、かなり大変だということを知りましたが、苦労を覚悟して飼い始めました。

プーリーは生まれてから2歳までは毛は短く、全身の毛が長くなるまでは5年間ほど掛かるそうです。

毛を伸ばすのがたいへんになってバルカンで丸刈りする人もいるようですが、この犬種の見た目の個性が失われるようにも思えますね。

この犬種のオーナーは伸ばす派と伸ばさない派にわかれるようです。

マハロの一日

時間があればドッグランに連れて行ってもらいます。

その際に、足の周りの毛をカットしてもらいます。

肉球の間から毛がでているのが引っかかり危険だからです。

今回の取材では、足柄サービスエリア下りのドッグラン、EXPASA足柄にやってきました。

SAのドッグランというと狭くて、家族旅行に連れて行ってもらっている小型犬がトイレに使える程度の、およそドッグランとは言えないような代物が多いように感じましたが、このEXPASA足柄はなかなかの規模を誇っているようです。

お手入れの大変さ1 冬場は落ち葉まみれ

ドレッドヘアーを引きずりながら歩いているわけですから、散歩をしたら落ち葉まみれになります。

この独特の被毛は、縄状毛という特殊な毛質で、ブラッシングするとドレッドヘアーが解けてしまうため、1枚1枚手でゴミを取り除きます。

お手入れの大変さ2 足だけではなく全身を拭く

毛で地面を掃除しながら歩いているようなものですから、お腹全体が汚れています。

雑巾で全身を拭いてあげます。

普通の犬が散歩から帰ってきた時に足だけを洗うことを考えると、3倍は時間が掛かるだろうとおっしゃっていました。

食事

ご飯は1日2回、100gのドライフードにヨーグルトを2さじ分ふりかけてあげます。

食事の前にはゴムで顔の周りの毛を縛ります。

大変さ3 食事の時は耳口胸回りの毛を束ねる

たくさんのヘアゴムを使い毛を縛っていって、ご飯で毛が汚れたりしないように工夫されています。

1日2回、ご飯の度にゴムで束ねるのは大変な労力だと思いました。

お手入れの大変さ4 トイレの時は肩の周りの毛を束ねる

トイレの際には、被毛におしっこがつきやすくなります。

ですので、合計12本のヘアゴムでしばり、尿が掛かってしまわないようにします。

普段はゴムで縛りっぱなしにしていたらいいのではないかと考えてしまいますが、ゴムはすぐはずさないと根本が固まって皮膚病になってしまうので、毎回、付け外ししなければいけないそうです。

しかし、手間がかかるというのは、その分触れ合う時間が多いことだと、お父さんはおっしゃっています。

お手入れの大変さ5 一番時間が掛かるのがシャンプー

この犬種のトリミングやシャンプー出来る人がいないそうです。

20軒ほどのトリマーサロンに電話して問い合わせましたが、全て断られたそうです。

結局、北海道のブリーダーから教わって覚えたそうです。

まず、シャンプーを付けて300回揉みます。

お湯を張った浴槽につけてまた、もみ洗いです。

再び浴槽の外に犬を出すと、本当にお湯が真っ黒になっています。

この色は、小学校の掃除の時間にみた、モップを絞ったあとのバケツの水の色のようでした。

犬の体を洗うと黒い汁がでるというのがイメージがわかなかったので、驚きました。

シャワーだと水圧で毛が抜けてしまうので、洗面器でそっとお湯をかけてあげます。

300回ほどお湯をかけます。

洗いを開始して2時間。ようやく洗いの作業は終了です。

次は乾燥の工程なのですが、30分ほどかけて絞りの作業があります。

まさにぎゅっぎゅっと絞ります。

タオルでもんで水分を吸収させます。

お手入れの大変さ6 シャンプーだけで約4時間

タオルドライで水分を吸収させます。

シャンプーと拭き上げだけで4時間も掛かってしまいます。

そこから、全身が乾くまでに、冬場はなんと1週間かかるそうです。

それだけ飼うのが大変な犬種になりますから、犬だけに時間の全てを注げる愛情がないと飼うのは難しいとおっしゃっていました。

そのユニークな外貌から、私もいつかは飼ってみたいなぁと思っていたプーリーでしたが、ここまで大変だとは思っていませんでした。

私は面倒くさがりなので、プーリーは無理かもしれません(笑)

ペットの王国ワンだランドテーマ曲 ワンニャンパラダイスの動画

歌詞

ワンワン ニャニャニャン
ワンワン ニャニャン
プードル ヌードル ホットドッグにブルドッグ
オカメインコは おかめはちもく
キミは ヨーキー ファンキー モンキー
しばしばみかける 忠犬 おりこう
アメリカンな ビューティーが ショートヘアーで Hey ニャンキー!!
ポチ コロ シロ クロ タマ ミーコ 呼べばこたえる
ワンワン ニャンニャン
Love Love Love Love ラブラドール

ダックス レックス シェットランドに アイランド
ダルメシアンは ダルマ 知らんぞ
キミは ジャーキー ヤンミー ベイビー
ドキドキしている 土佐犬 ファイター
マルタ島から やってきた マルチな アイツが ハイ チーズ!!
ミケ トラ チョコ ブチ チビ タロー みんなつまれ
ワンワン ニャンニャン
カメ カメ カメ カメ カメハメハ(ちゃうちゃう)
Love Love Love Love ラブラドール(OK!)

ブレインフリー

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犬の先祖は狼です。そしてご存知のとおり、狼は肉食動物です。

犬は肉以外も食べることができますが、雑食動物に近い肉食動物という立ち位置になるといわれています。

野生では野菜・草・果物などを食べることはありますが、ご飯や麦などを食べることはありません。

ご存知かもしれませんが、スーパーやホームセンター、ペットショップなどで格安に販売されているドッグフードのほとんどは、大量の小麦・トウモロコシなどの穀類に、香り付け程度に少量の肉や魚を混ぜて作られた粗悪なペットフードです。

人間に例えるなら、毎食、インスタントラーメンを与えられているようなものです。

本当に愛犬の健康と幸せを考えるのなら、穀物不使用で、人間でも食べられる新鮮で安全な食材を使って作られた、プレミアム・グレインフリーフードを与えることを検討してみてください。

筆者の家で飼っている犬(ボーダー・コリー)も、実家で飼っている犬(ミニチュア・シュナウザー)も、生まれた時からグレインフリーのフードで育てました。

おかげで、散歩中に様々な方から毛並みの良さを褒められます。

とはいえ、犬にとって、普段の食事が人生(犬生)にとって大きなファクターを占めている楽しみでもありますので、犬の幸せを考えるとガツガツと食べる美味しいドッグフードであることは最低条件です。

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