2015年8月30日に放映された朝日放送のテレビ番組、ペットの王国ワンだランドのレポート記事をお送りします。
前回は日本で唯一の消防犬が登場した、放送43回目のペットの王国ワンだランドの感想記事をお送りしました。
今週はサーフィンを楽しんでいる二頭のボーダー・コリーが登場します。
細川茂樹 犬を飼うのコーナーでは、犬ではなく、なぜか猫のブリーダーの元へ行きます。
それでは、第44回目の放映分のレビューをお送りします。
今回のゲストの中田有紀さんは、8歳のオシキャットを飼われています。
オシキャットとは、アメリカンショートヘアーとアビシニアンとシャム猫を掛けあわして作出された猫です。
ちなみに中田有紀さんは普段は、猫のペースに合わせて生活されているそうです。
今回の記事の目次
世界一頭が良い犬種ボーダー・コリーのすごさ
ボーダー・コリーは世界一頭が良い犬種だと言われています。
私の飼っている愛犬はボーダー・コリーなのですが、世界一頭が良いは大げさではなく、本当にそうだと思います。
ボーダーコリーに関しては、以前に牧羊犬の記事や、ドッグダンスの記事でもご紹介しました。
今回は二頭で一枚のサーフボードに乗る、ボーダーコリーです。
サーフィン犬として活躍しているのは、ロア(3歳オス)と、ビビ(7歳メス)です。
彼らは海で遊ぶのが大好きで、SUP(サップ、スタンドアップパドルボード)という立って乗ってパドルで水を掻いて前に進むサーフボードで楽しんでいます。
沖に出たらそこから、おもちゃを海に投げてもらって泳いで取りに行きます。
ボーダー・コリーはフラットコーテッド・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーのような泳ぎが得意な鳥猟犬というわけではありませんが、泳ぐのは嫌いではないようです。
ちなみに私が飼っているボーダー・コリーもおもちゃを泳いで取りに行ったり、水の中で呼べば泳いでこちらまでやってきます。
ボーダー・コリーを飼うのは大変
ボーダー・コリーを飼う注意としては、運動が他の犬種よりも必要となります。
毎日1時間以上の散歩が2回と、ボール遊びがなどが30分は必要だそうです。
「必要だそうです」と、飼っているのにそういう記述になっている理由は、必ずしもそれくらいの運動が必要だと、私は感じていないからです。
私は晴れていれば、朝30分と夜1〜2時間の散歩を行っていますが、雨が続けば何日もいかないこともあります。
それによってストレスをためている感じはみられません。
というのも、ボーダー・コリーを疲れさせるには、絶対に全身運動が必要というわけではなく、家の中でコマンド遊びをしているだけで、頭を使って疲れてくれるからです。
もちろん、散歩に行かなくても家の中で相手にしてあげる必要はありますので、普通の室内犬に比べれば大変なのでしょうが、過去に犬を飼っていた経験がある人なら十分に対応可能だとは思います。
ただし、ボーダー・コリーは超アクティブドッグと呼ばれるほど力を持て余している犬種ですので、はじめて犬を飼う人には適していません。
万が一、しつけを失敗してわがままな犬や噛む犬になってしまうと手に負えなくなるからです。
ボーダー・コリーは世界一頭がいい犬種ですが、それはゴールデンやラブラドールなどのレトリーバー系の犬のような言うことを何でも聞くお利口さんという意味ではなく、知能が高いだけです。
つまり、悪知恵が働く犬ですので、やってもいいことと悪いことのすれすれのラインを常に狙ってきて、これくらいならギリギリセーフかな?というところを調べてきます。そして徐々に侵食してくるのです。
完全にコントロール下に置くのは比較的難しい犬種になります。
サーフィン犬たちの暮らし
ロアとビビは横浜市緑区で暮らしています。
家の中には部屋と呼んでもいいほどの、特大のケージが設置されています。
このケージはかなりいいですね。私も欲しくなりました。ただし、こんな大きなケージを設置するスペースはありませんので大きな家に住める身分になってからですが(笑)
自宅で設計の仕事をしているパパが、犬たちのために手作りで作ったそうです。
普段から飼い主のそばからあまり離れたがらないのもボーダー・コリーの特徴だと思います。
私の飼っているボーダー・コリーもどこにいくのもストーカーのように付いてきます。
かと言って普段からベタベタするわけではなく、お供として付いてきている感じです。
ビビが家に来たのは生後3ヶ月の頃で、一緒に遊べる犬としてボーダー・コリーを選んだそうです。
飼うのは大変ですが、頭がいいボーダー・コリーの魅力にはまって、5年後にロアも飼うようになりました。
ドッグランでフリスビー
ボーダー・コリーたちは、車に乗って出発しました。
目的地はドッグランです。
- 静岡県裾野市今里127-4
- TEL:055-997-1460
- FAX:055-997-1460
全面芝生が敷き詰められたドッグランで、フライングディスクを楽しんでいます。
ディスクと海(サーフィン)で週に4回は体を動かしているそうです。犬にとって天国のような環境ですね。
普通にリードをつけての散歩だと満足しないとおっしゃっていました。
私の場合は、リードが外せない場所での散歩しかできないときは、普通に散歩しながらおすわりなどのコマンドを出して、飽きさせないように工夫しています。
とはいえ、リードを外しての自由運動が一番犬にとって幸せなことは間違いありません。
ディスクのやり過ぎには注意
ディスクをジャンピングキャッチすることによって、疲労が関節に蓄積され、痛めてしまうことが多いので、ディスクのやり過ぎには注意します。
1日10回〜15回くらいで、ちょっと物足りないなと犬が感じるくらいでいいのではないかと私は考えています。
ロアとビビは食事に関節ケアのサプリを混ぜてもらっているそうです。
頭が良すぎて飼いにくい
悪知恵が働くため、やってはいけないことを1回でも許すと、やっていいことだと覚えてしまいます。
その飼いにくさから飼育放棄されるボーダー・コリーは多く、ボーダー・コリー専門の保護団体まであるほどです。
ボーダー・コリーは教えればわかる犬です。
うまく教えられないから管理しきれなくなります。
私はさほど苦労せずに素直な犬へ育てることに成功しましたが、もしはじめて飼う犬がボーダー・コリーだったら、かなりの確率でしつけに失敗していたと思います。
ボーダー・コリーをしつけるのに何よりも重要なことは、毅然とした態度です。
ただ、正しいしつけや毅然とした態度を理解するには、飼い主も勉強や経験が必要になってきます。
ボーダー・コリーはうまくしつけられたらほとんど手の掛からない犬ですので、犬と一緒に遊ぶことが大好きで、犬の飼育に自信がある方にはお薦めします。
ショータイプとワーキングタイプ
ビビとロアは、見た目がずいぶんと違います。
ビビは街でよく見かけるショータイプで、美しい見た目が自慢です。(ちなみに私が飼育しているボーダー・コリーもショータイプです)
ロアは運動能力が高いワーキングタイプです。ワーキングタイプは牧羊犬として活躍するための活発なボーダー・コリーです。
ワーキングタイプとショータイプは、物の覚え方も運動能力もまるで別犬種のようだとおっしゃっていました。
ですので、ボーダー・コリーを飼う際には、2つのタイプのどちらを飼うべきか、よく理解しておきましょう。
ビビとロアは数々のディスクの大会に出場していて、たくさん入賞しています。
- ビビ:2012年グランプリシリーズ優勝
- ロア:2015年グランプリファイナル優勝
サーフィン大会
この日はマーボロイヤルJKカップというサーフィン大会が行われました。
この大会は350人もの人が参加するサーフィンの大会です。
一般の部以外にも、キッズクラスや、サップのクラスもあります。
その中には愛犬と一緒にボードに乗るアニマルクラスというのもあるんです。
今年は大型犬〜小型犬まで合わせて14頭が参加します。
参加するのはアイリッシュ・セッターやラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバー、アメリカン・ピット・ブルテリア、ゴールデン・ドゥードルなど、様々な犬種です。
試合開始
アニマルクラスのコンテストは、制限時間内でペットと一緒にいい波に楽しく乗れるかが採点ポイントとなります。
二頭で参加しているのはビビとロア達だけで、他の参加者は一頭で参加されています。
一頭で乗るほうがバランスは取りやすいですが、ビビとロアは今までもずっと一緒に二頭で楽しんでました。
今、ペットと飼い主が一緒に楽しめる大会が増えてきています。
ビビとロアは2014年のアニマルクラス(大型犬)で優勝しています。
2015年の結果はアニマルクラス(大型犬)第4位でした。
犬と一緒になにかをすることが良い関係を作っていく。深い絆でやっていけているとおっしゃっていました。
犬と一緒に楽しむって素敵なことだと思いました。
私は犬を連れてハイキングに行ったり、泳ぎに行ったり、旅行に行ったりもしていますが、更に一緒に何かに取り組めるようなことやってみたいと思いました。
ビビとロアがスタジオに遊びに来てくれました
ビビとロアがスタジオの外の芝生の庭に遊びにきてくれました。
ロアは関根勤さんが気に入ったみたいで、飛びついていました。やはり、犬は犬好きの人間をすぐに理解しますね。
まずはビビにフリースタイルのフライングディスクを見せてもらいました。
まさに素晴らしいの一言に尽きます。
やはり本格的にトレーニングされたボーダー・コリーの能力はすごいものがありますね。
次はロアの出番です。
バネのようなすごいジャンピングキャッチを見せてくれました。
細川茂樹 猫も知る!
細川茂樹さんが様々な犬種について学んで、飼う1匹を決める細川茂樹 犬を飼う!のコーナー。
今回は細川茂樹 犬を飼う!のスピンオフ企画、細川茂樹 猫も知る!です。
今まで様々な犬を取材してきましたが、細川茂樹さんの周りにいる猫好きの人や視聴者の方から、是非、猫も扱って欲しいという意見があったため、今回は猫のブリーダーに密着取材です。
- 千葉県柏市大島田587-1
- TEL:04-7138-6562
- FAX:04-7138-6562
今回やってきたブリーダーでは、人懐っこくて猫初心者にもお薦めな猫種である、スコティッシュ・フォールドです。
色とりどりの猫達がいて、一見別の猫種に見えますが、全てスコティッシュ・フォールドです。
毛種、毛色、柄、目色のと様々なパターンがあり個性的なところが人気です。
猫の魅力
気まぐれな動物で、甘えたいときはきて、一人でいたい時はきません。そこがいいという方もたくさんいらっしゃるそうです。
犬派にはなかなか理解し難いことかもしれませんが、よく聞くことですね。
猫を飼う上でのポイント
猫はあまり手が掛からないので、仕事が忙しい人でも飼いやすいです。
確かに犬は手が掛かりますし、ずっとほったらかしはできませんよね。
猫は留守番をさせられてもケロッとしています。
猫はしつけはほとんどいりません。トイレも自分で覚えます。
動物が飼いたいけどあまり家にいられない人には、犬よりも猫がいいかもしれません。
トイレの重要なポイント
猫はきれい好きなため、トイレを清潔に保つことは重要です。
トイレの手入れもできないほど忙しい人には、さすがに猫の飼育は難しいかもしれません。
猫を猫を飼う際に最適な部屋とは
猫は上下の運動を重視しますので、キャットタワーを設置してあげるだけで運動不足を解消できます。
ワンルームマンションのような狭い部屋でも飼育が可能な動物です。
猫は爪を研ぐ習性がありますので、家具にカバーを掛け、爪とぎを用意しましょう。
子猫とご対面
細川茂樹さんの前に、カゴにいれられた子猫たちが連れて来られました。
生後二ヶ月のスコティッシュ・フォールドの子猫です。
生後二ヶ月ともなると、遊び好きや甘えん坊な性格がしっかりとでてくるそうです。
犬には犬の良さ。猫には猫の良さがあります。
どういうふうに動物と触れ合っていくか、自分のライフスタイルと照らしあわせて考えれば、猫のほうが楽な面もあります。
ペットの王国ワンだランドテーマ曲 ワンニャンパラダイスの動画
歌詞
ワンワン ニャニャニャン
ワンワン ニャニャン
プードル ヌードル ホットドッグにブルドッグ
オカメインコは おかめはちもく
キミは ヨーキー ファンキー モンキー
しばしばみかける 忠犬 おりこう
アメリカンな ビューティーが ショートヘアーで Hey ニャンキー!!
ポチ コロ シロ クロ タマ ミーコ 呼べばこたえる
ワンワン ニャンニャン
Love Love Love Love ラブラドールダックス レックス シェットランドに アイランド
ダルメシアンは ダルマ 知らんぞ
キミは ジャーキー ヤンミー ベイビー
ドキドキしている 土佐犬 ファイター
マルタ島から やってきた マルチな アイツが ハイ チーズ!!
ミケ トラ チョコ ブチ チビ タロー みんなつまれ
ワンワン ニャンニャン
カメ カメ カメ カメ カメハメハ(ちゃうちゃう)
Love Love Love Love ラブラドール(OK!)