2015年9月6日に放映された朝日放送のテレビ番組、ペットの王国ワンだランドのレポート記事をお送りします。
前回はサーフィンやフライングディスク競技を楽しむ二頭のボーダー・コリーが搭乗した放送44回目のペットの王国ワンだランドの感想記事をお送りしました。
今回は珍しいペット特集です。
以前でもこの番組では、カワウソやワラビー、ミミズク等を飼育されている方を取材されていましたが、今回はそれの第2弾です。
特集は体長2メートルにもなるワニを30年間も飼育されているお宅に訪問します。
それとは別に本日ゲストに来られているKif-My-Ft2の横尾渉さんが、珍しいペットを6種類も飼育されているお宅に直撃取材を行います。
それでは、第45回目の放映分のレビューをお送りします。
- MC
- 関根勤
篠田麻里子 - ゲスト
- 横尾渉(Kis-My-Ft2)
- キャラクターデザイン
- さくらももこ
今回のゲストは、以前もこの番組にゲストとしてこられ、昆虫採集に挑戦されたKis-My-Ft2の横尾渉さんです。
急にロケに行くように言われたので、「これは篠田さんの代わりだな」と悟られたようです(笑)
今回の記事の目次
大きなワニ、メガネカイマンのペット
村林順光さんが飼育されている珍しいペットとは、なんと、ワニです。
ワニが家の中で放し飼いにされています。
メガネカイマンというワニで、全長2m10cm、体重約50kgあります。
村林さんは広島県呉市でペットのカイマン君(メガネカイマン推定33歳・男子)と暮らすようになって、今年で34年目です。
若い時に通っていたペットショップに、60センチ水槽の中で半年ほど売れずに居たそうです。
店員に、値段はいくらでもいいので買って持って帰ってくれないかと言われたので、5万円で買って帰りました。
飼い始めた当時は30cmくらいしかなくて、小学生だった娘さんが両手で持てるほどの小ささでした。
しかし、毎年、倍々に大きくなっていき、20年目で現在の大きさ(約2メートル体重50キロ)になりました。
こんなに大きくなるなら買ってなかったと思うと、村林さんは笑いながらおっしゃいました。
それでも飼育を放棄することなく、33年間、愛情たっぷり育てました。
そのため、村林さんが背中を撫でると、尻尾を振って甘えてきます。
休日になると、カイマン君に大型犬用の首輪を付けて、散歩に出かけます。
歩いて散歩をさせてもいいように、呉市の許可もとっているそうです。
近所にある大和ミュージアムがお気に入りの散歩コースです。
- 広島県呉市宝町5番20号
- TEL : 0823-25-3017
- FAX : 0823-23-7400
お気に入りの理由は、水の広場があるからです。
自然界では水辺で生活しているメガネカイマンですので、水遊びの時間を作ってあげることが大事です。
水の中が気持ちいいので、帰ろうとしてリードを引っ張っても、嫌がってなかなか陸に上がってきません。
無理やり引っ張って水から出そうとしても、後退りして水の中に戻っていってしまいます。
水から出たくないとダダをこねたときは、スケボーに載せて無理やり移動させます。
このスケボーはカイマン君の足置き場をつくった、手作りスケボーです。
ワニが居るだけでも大変珍しいのに、そのワニがスケボーに載っているわけですから、すぐに人だかりができます。
長い時では1時間以上、子どもたちが飽きるまで、お付き合いします。
心底一生懸命飼ってあげれば、猛獣でも慣れるということをちょっとでも分かってくれる人が出たら嬉しいと村林さんはおっしゃいます。
散歩では保育園にいくこともあります。
最初の頃は怖がっていた子どもたちも、今ではもう慣れっこです。
カイマンくんは、子どもが土をかけても、目の中に指を入れても我慢してくれています。
今や呉市では、カイマンくんの穏やかな性格は有名です。
ワニ同伴可で食事が出来る店があるほどです。
30年も一緒に生活できるとは思わなかった。今まで手放すことも考えたことはない。息子同然だと、仰っています。
家では庭においている強化ガラスで作られた特注の水槽が寝床です。
メガネカイマンは特定動物に指定されているため、強化ガラスを使用した特注の水槽を用意する必要がありました。
しかし、普段は水槽の中にはあまりおらず、開けっ放しにしている玄関から家の中に入ってきているようです。
村林さんの奥さんは不用心なのでカギを掛けるようにおっしゃるそうですが、ワニがいる家に泥棒ははいってこないだろうと仰っていました。
まさにその通りで、侵入しようと部屋を開けたら本物のワニがいたら、泥棒も腰を抜かすでしょうね。
真夏は暑いので部屋の中にはいってきて、涼しい時は外にいるそうです。
夏の間は1日中、扇風機を掛けてあげています。
村林さんはスキンシップの一環として、歯ブラシでカイマンくんの歯を磨いてあげています。
犬も猫も好きだが、カイマンに勝るものはない。娘、息子より可愛くなってしまったと仰っていました。
6種類の珍しいペットを飼う家族
今回訪問するお宅は、愛知県知立市の大久保さん家族です。
大久保さんのお宅では、6種類の珍しいペットが飼育されています。
きっかけは5年前、奥さんがキンカジューという珍しい動物を飼って以来、珍しい動物の虜になったそうです。
大久保さんは早速、ボリビアリスザルのちゅん(4歳)を連れてきました。
ボリビアリスザル
- 生息地
- ボリビア
ブラジル
ペルー - 大きさ
- 20cm〜30cm
400g〜1kg - 特徴
- 人懐っこい性格で、猿の中では飼いやすい
好奇心旺盛で、家中を引っ掻き回します。
不用意に食べ物をおいておくと、盗み食いしてしまいます。
ボリビアリスザルを飼う心得は、いらずらをされても辛抱することです。
食事はフルーツ中心で、りんごやバナナ、ぶどうなどをバランス良く与えます。
更に猿専用のモンキーフードで、フルーツで補えない栄養分を補給します。
ボリビアリスザルは、フルーツの身だけ食べて、皮は上手に残します。
なので床には皮が散乱しています。
なんと、掃除だけで3時間はかけていらっしゃるそうです。
大久保家で飼っているペットの中で、散歩が必要なのはこのボリビアリスザルだけです。
ボリビアリスザルには散歩での運動量の確保が重要です。
部屋の中では足りない運動量を、公園などで補います。
もう一つ散歩が必要な理由が、虫を食べるためです。
上手に蝉を捕まえていました。
どうしても虫の栄養素は必要なため、グロテスクな光景を我慢するのも、飼い主の宿命です。
キンカジュー
- 生息地
- ボリビア
ブラジル
ペルー - 大きさ
- 40cm〜80cm
1.5kg〜5kg - 特徴
- 生活の多くが木の上
次はキンカジューのモモ(3歳・女子)です。
アライグマの仲間になります。
ほとんどを木の上で生活している動物ですので、飼う際にはケージの中にハンモックが必要です。
ピグミーマーモセット
- 生息地
- アマゾン川流域
- 大きさ
- 12cm〜15cm
100g〜150g - 特徴
- 世界で2番目に小さい猿
1998年まで世界最小の猿といわれていたのがピグミーマーモセットです。(現在の世界最小のサルはピグミーネズミキツネザルです)
ミーアキャット
- 生息地
- アフリカ南部
- 大きさ
- 25cm〜30cm
600g〜1kg - 特徴
- 二本足で立つ 外見と違い、気性は荒い
ミーアキャットは砂漠地帯に生息するマングースの仲間です。
二本足で立つ仕草がとっても可愛いと、ペット愛好家から人気です。
キャンディー(生後4ヶ月)はまだ赤ちゃんなので、50ミリリットルのミルクを飲ませてあげます。
横尾渉さんが授乳に挑戦です。
しっかりと飲んでいます。
横尾渉さんはフェネックギツネが欲しくて、いろいろ調べているそうです。
そんなフェネックなどの珍しい動物が販売されているイベントが、ジャパンレプタイルズショーです。
年に2回開催され、大久保さん一家もミーアキャットの赤ちゃんをここで購入しました。
- フクロウなどの猛禽類
- オオトカゲなどの爬虫類
- 動物園でしか見ることがない大型の鳥エミュー
など、珍しい動物を1000種類以上販売しています。
横尾渉さんが買いたいとおっしゃっていたフェネックギツネのお値段は、ペアで100万円です。
アカハナグマ
- 生息地
- 南米の熱帯〜亜熱帯地方
- 大きさ
- 85cm〜115cm
2kg〜7kg - 特徴
- 長い鼻を地面につっこみ餌を探す
ハナ(1歳)とタロウ(1歳)はアカハナグマです。
アカハナグマはアライグマの仲間です。
南米の草原地帯に生息しています。
鼻と爪を使って地中の虫を掘り出します。
その修正から、穴があれば鼻を入れたがります。
庭は結構穴だらけになっていて、足がはまってつまづくこともあるそうです。
しかし、虫を食べることによって彼らのストレス解消になっているのなら、いいいいのかなと思うとおっしゃっていました。
アカハナグマは結構人懐っこいですが、爪は鋭いので注意します。
1週間に1度は爪切りで爪を切ります。
スマトラスローロリス
- 生息地
- 東南アジア
- 大きさ
- 25cm〜40cm
0.5kg〜7kg - 特徴
- 夜行性 別名「ノロマザル」
東南アジアに生息するスマトラスローロリスです。
体長30センチほどの猿です。
魅力は平らな顔にくりっとした大きな目、そしてゆっくりとした動きです。
約15年前からペットとして大人気に。
食事はフルーツ中心です。
野生のスローロリスはコオロギを主食としているため、生きたコオロギを与える必要もあります。
そこで、虫嫌いの横尾渉さんに、餌を与える大役が任されました。
大騒ぎしながらも、覚悟を決め、なんとかコオロギを手づかみし、ケージに入れることに成功しました。
最初はこんなにおとなしいのなら飼えるなと思っていたが、虫を食べるとなると話は変わると、横尾渉さんはおっしゃっていました。
虫苦手はすぐには治らないようです。
横尾渉さんの努力が水の泡
横尾渉さんはペット介護の資格を持っていて、今回の取材でも11歳の老犬のラブラドールの夏バテ防止用に手作りのおじやを作ったのですが、全部カットされてしまい、放送で使われたのは虫を餌としてあげるシーンでした。
横尾特製おじやのレシピ
- ご飯
- 大根
- ほうれん草
- えのき
- ほぐした鮭の切り身
調味料は一切くわえない
放送では一瞬出ただけですが、人間が食べてもおいしそうなおじやでした。
ペットの王国ワンだランドテーマ曲 ワンニャンパラダイスの動画
歌詞
ワンワン ニャニャニャン
ワンワン ニャニャン
プードル ヌードル ホットドッグにブルドッグ
オカメインコは おかめはちもく
キミは ヨーキー ファンキー モンキー
しばしばみかける 忠犬 おりこう
アメリカンな ビューティーが ショートヘアーで Hey ニャンキー!!
ポチ コロ シロ クロ タマ ミーコ 呼べばこたえる
ワンワン ニャンニャン
Love Love Love Love ラブラドールダックス レックス シェットランドに アイランド
ダルメシアンは ダルマ 知らんぞ
キミは ジャーキー ヤンミー ベイビー
ドキドキしている 土佐犬 ファイター
マルタ島から やってきた マルチな アイツが ハイ チーズ!!
ミケ トラ チョコ ブチ チビ タロー みんなつまれ
ワンワン ニャンニャン
カメ カメ カメ カメ カメハメハ(ちゃうちゃう)
Love Love Love Love ラブラドール(OK!)
コメント
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