2015/10/25ペットの王国ワンだランド感想 秋の虫と犬用カステラ

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2015年10月25日に放映された朝日放送のテレビ番組、ペットの王国ワンだランドのレポート記事をお送りします。

前回は日本全国のスター動物の紹介と、長崎のご当地ペットフードが紹介された放送51回目のペットの王国ワンだランドの感想記事をお送りしました。

今回は虫が苦手な横尾渉さんが、秋の虫取りに挑戦します。

グルメ犬ツトムのご当地ペットフードのコーナーでは、長崎の大人気スイーツでもある、長崎カステラの犬用のものが紹介されました。

それでは、第52回目の放映分のレビューをお送りします。

MC
関根勤
篠田麻里子
レギュラーメンバー
横尾渉

秋の昆虫採集

以前に夏休みの昆虫採集で東京の里山を尋ねた横尾さん。虫は大の苦手な横尾さんですが、これもお仕事ということで、今回は秋の虫を捕まえることになりました。

やってきたのは東京八王子市の高尾山です。

高尾山は観光ミシュランに登録される登山の名所です。

東京都心からも1時間程度のアクセスの良さもあって、年間の登山者は260万人を超えており、世界一登山客が多い山としても知られています。

そして、この高尾山は東京都内の山にもかかわらず、約4000種の昆虫が生息している、日本の虫 三大宝庫と呼ばれるスポットです。

ちなみに昆虫の日本三大宝庫は下記の3つの山になります。

  • 東京:高尾山
  • 京都:貴船山
  • 大阪:箕面山

今回、一緒に昆虫を探してくれる先生は、前回の昆虫採集の際でもお世話になった、プロ・ナチュラリストの佐々木 洋先生です。

佐々木先生は、30年以上の経験を持つ自然観察のプロで、様々な生物の書籍も執筆されています。

ナンコレ生物図鑑 あなたの隣にきっといる

(画像をクリックで書籍の詳細ページヘと移動。本の内容を試し読みもできます)

まず最初に見つけた生物は、毛が生えたカタツムリの、オオケマイマイです。

オオケマイマイが居る場所というのは、自然が豊かな場所だそうです。

夏の昆虫と秋の昆虫の違い

夏は昆虫にとって実は暑すぎるそうです。

暑さが苦手な昆虫というのも実は結構多くて、秋になると暑さを避けていた昆虫が活発に活動しはじめます。

虫たちにとって秋はとても過ごしやすい季節なのです。

秋の森のなかで生き物の捜索を開始したところ、キリギリスを発見しました。

虫が苦手な横尾さんが手づかみして、瓶の中へと移します。

虫が苦手だった横尾さんでしたが、以前より恐怖心は減っているように見えました。

かなり平気になってきているのではないでしょうか。

ヤマクダマキモドキ

  • 体長:4.5〜5cm
  • 特徴:標高100m以上の高地に住む

標高100m以上の高いところに住むキリギリスの仲間のヤマクダマキモドキです。

葉っぱの色によく似た緑色をしていて周囲に溶け込むため、見つけるのが難しい昆虫です。

ヤマクダマキモドキは樹上生活者で、基本的には木の上で生活をしています。

しかし秋になると、卵を産むために移動するそうです。

そのため、今回、採集することができました。

オオカマキリ

  • 体長:7〜11cm
  • 特徴:日本最大種のカマキリ。釜を1秒間に5回振る

さらに調査を進めていると、突然、横尾さんが絶叫しました。

横尾さんが怖がりながらもオオカマキリを捕まえようと触った所、オオカマキリが怒って威嚇のポーズをとりました。

今回捕まえたのは8センチのオオカマキリのオスです。

獲物をとられる鋭い鎌を、1秒間に5回も振ることができるのですから驚きです。

秋のカマキリの特徴は、羽がしっかりと伸びていることです。

夏のカマキリは羽が生えていませんので、飛ぶことができません。

秋のカマキリは飛ぶことができる羽を持った、大人のカマキリなのです。

秋は産卵のために、カマキリが一番成長している時期にあたります。

スマートなおなかがオスで、太いおなかを持つのがメスになります。

ザトウムシ

  • 英語名:Daddy Longlegs(足長おじさん)
  • 特徴:4億年前から仲間が生息

ザトウムシは見た目は蜘蛛のようですが、ダニに近い生物です。

4億年前の化石からも見つかった生きる古代生物です。

足が大変細いため、宙に浮かんでいるようにも見えます。

実はこの場所はザトウムシの名所だそうです。

そして、ザトウムシが多い場所は豊かな森と考えられます。

ザトウムシは豊かな森のシンボルなのです。

エサキオサムシ

  • 体長:2〜3cm
  • 特徴:尻からくさい汁を出す

高尾名物の昆虫で、歩く宝石と呼ばれています。

ワインレッドの美しい色をしています。

漫画家の手塚治虫さんは、自分のペンネームを治虫としたほどオサムシが大好きだったというエピソードは有名です。

タゴガエル

虫ではありませんが、タゴガエルというカエルを捕まえました。

昆虫は恐る恐る触っていた横尾さんでしたが、カエルは平気でつかむことができるようです。

カエルはこの時期、冬眠する場所を探しながら移動しています。

夏ほど動きは活発ではなくなり、少しづつ、冬眠する場所へと移動していくそうです。

この時期のカエルは島民場所を探すために大忙しです。

木のほらで寝ているアズマヒキガエルもいました。

サワガニの子育て

小川の小石をめくってみたところ、サワガニがいました。

しかも、このサワガニは、10匹以上の子どものサワガニを抱きかかえていました。

外敵から子どもをまもるため、抱きかかえているのです。

プラナリア

  • 体長:1〜2cm
  • 特徴:体を切っても再生してしまう

わずか1センチのぬるぬるとした生き物ですが、驚くような能力を持っています。

その能力とは細胞の再生能力です。

例えば真ん中で切断すると、頭の側からは尻尾が出てきて、尻尾側からは頭が出てきて、しかもちゃんと目も出てきます。

100個に切ると、100体のプラナリアになるそうです。

この再生能力は、将来人間の再生医療にも利用できるのではないかと期待されています。

エンマコオロギ

  • 体長:2.6〜3.5cm
  • 特徴:日本最大級のコオロギ。コロコロと鳴く

夜になると秋の虫は様々な音を奏でます。

秋の虫は求愛の為に鳴きますので、鳴き声を頼りに探すことができます。

その鳴き声を頼りに虫取り網でオスのエンマコオロギを捕まえました。

エンマコオロギが鳴く理由は、オスがメスに求愛するためです。

そこで、実験のためにペアとなるメスのエンマコオロギも捕獲しました。

オスが入っていた虫かごに、メスを入れてみたところ…

オスのエンマコオロギが鳴き始めました。

コオロギは闇雲に手当たり次第に鳴いているわけではなく、近くにメスが来たことを知ってから鳴き始めるのですね。

様々な鳴く虫の音色を楽しもう

スタジオに様々な鳴く虫を用意してい、鳴き声を楽しむことになりました。

スズムシ

  • 体長:1.7〜2.5cm
  • 鈴を細かく振ったような音が聞こえるからこの名が付けられた

オスのスズムシが入った虫かごにメスのスズムシをいれてみたところ、すぐにオスのスズムシが鳴き始めました。

綺麗な音をしていました。

マツムシ

  • 体長:1.9〜3.3cm
  • チンチロリンと鳴く

虫は夜行性なので、虫かごをダンボールで覆って暗くすることで鳴き始めました。

この虫もとても美しい音を出しますね。

犬用の長崎カステラ

グルメ犬ツトムのご当地ペットフードのコーナーでは、関根勤さん扮するグルメ犬ツトムが、ご当地ペットフードを実際に食べて、採点を行うコーナーです。

今回は長崎県の人気のスイーツを使ったご当地ペットフードです。

長崎駅の近くにあるペットショップで売られている大人気のスイーツとは、長崎御犬カステラという商品です。

芋味とチーズ味やイチゴ入りなどが用意されているようです。

御犬カステラは人間用のカステラと同じ工場で生産されています。

材料となる卵は長崎県産の卵が使われています。

人間用との違いは、砂糖や卵の量を少なめにして、低カロリーで糖分が控えめになっています。

では、グルメ犬ツトムが、試食してみます。

甘さも控えめでちょうど良い感じだそうです。

人間用のカステラも一緒に試食されていましたが、人間用の半分以下の甘さに抑えられているとおっしゃっていました。

番組の看板犬のゴールデン・レトリーバーのアースも美味しそうに食べていました。

このコーナーでは美味しさのレベルによって1ワンから4ワンまでの4段階の評価が行われます。

このカステラは、4ワンという最高評価を獲得しました。

長崎に行った際には、お土産として是非、購入したいと感じました。

ブレインフリー

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犬の先祖は狼です。そしてご存知のとおり、狼は肉食動物です。

犬は肉以外も食べることができますが、雑食動物に近い肉食動物という立ち位置になるといわれています。

野生では野菜・草・果物などを食べることはありますが、ご飯や麦などを食べることはありません。

ご存知かもしれませんが、スーパーやホームセンター、ペットショップなどで格安に販売されているドッグフードのほとんどは、大量の小麦・トウモロコシなどの穀類に、香り付け程度に少量の肉や魚を混ぜて作られた粗悪なペットフードです。

人間に例えるなら、毎食、インスタントラーメンを与えられているようなものです。

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