ジステンパー

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犬が掛かることがある病気の中でも恐ろしいものの一つに、犬ジステンパーがあります。

致死率の高い病気ですので、罹らないように予防することが重要です。

このページではジステンパーの症状や原因、予防方法を解説いたします。

症状

眠っている子犬

初期の状態では、せき、くしゃみ、鼻水、発熱といった風邪に似た症状や、下痢、血便、肺炎などの症状があらわれます。

肉球が黒く変色し、石のように硬くなってしまうハードパットもジステンパー特有の症状です。

後期は神経症状があらわれ、痙攣などの症状がでる致死性の高い病気です。

くしゃみやよだれ、排泄物などからさらに伝染していく可能性が高いため、発病したら隔離されます。

一般的には特に子犬が感染しやすいとされている病気ですが、成犬でも免疫のない犬や、老犬は感染する確率が高まります。

また、体力が衰えるにつれ様々な細菌に二次的に感染してしまい、症状は更に悪化してしまいます。

ジステンパーの症状の進行パターン

  1. ジステンパーウイルスに感染後、約一週間の潜伏期間を経て発病します。高熱が出て食欲がなくなります。
  2. その後いったん熱は下がり治ったように見えます。免疫力の強い犬はそのまま治ってしまうこともあります。
  3. 免疫力の弱い犬はさらに数日から数週間後に再び発熱が始まります。咳、くしゃみ、鼻水、目やに、呼吸困難などの呼吸器系の症状や、嘔吐、下痢、血便などの消化器系の症状があわれれます。
  4. ここまでくると犬の体はかなり衰弱してきていますので、様々な細菌に二次的に感染してしまうことによって症状はさらに悪化します。
  5. さらに進行すると神経症状があらわれる場合もあります。興奮しやすくなったり、チック(体の一部が痙攣する症状)や、全身けいれんを起こします。
  6. 長引くと死に至ります

原因

ウイルス

ジステンパーはジステンパーウイルスによって引き起こされる伝染性の病気です。

感染経路は飛沫感染です。

他の犬と直接の接触がなくても、散歩中に感染した犬の咳やくしゃみ、鼻汁、便、尿などから経口感染する可能性があります。

治療

薬の錠剤

長期に渡る入院治療が必要になります。

対症療法と二次的な感染を予防するための各種抗生物質などの投与、体力を落とさないための栄養剤やビタミン剤の投与が行われます。

感染してしまうと、回復したとしてもチック(体の一部が痙攣)などの後遺症が残ることの多い病気ですので、かかる前に予防することが重要です。

予防方法

注射針

生後45日〜60日頃に1回目のワクチンを接種します。

このワクチンは基本的には、ブリーダーやペットショップで行われている事が多いでしょう。

確実に免疫を作るため、生後90日になったら2回目のワクチン接種を行います。

になったら動物病院で混合ワクチンを接種します。

接種後1ヶ月後、確実に免疫をつくるために、2回目の混合ワクチンの追加接種を行います。

通常、2回のワクチン接種で十分なことが多いですが、2回目の接種から1ヶ月後に、念には念を入れるということで3回目のワクチンを接種する場合もあります。

ワクチンの接種による免疫効果は約1年しか持続しませんので、その後は毎年1回のワクチン接種が必要です。

混合ワクチンは2種から11種までありますが、どの混合ワクチンも犬ジステンパーには対応しています。

数が多くなるほど様々な病気を予防できますが、ワクチンは毒性を弱めたウイルスや微生物ですので、体に負担が掛かったり、副作用の恐れもあります。

愛犬にどのワクチンが合っているのか、獣医とよく相談して選択しましょう。

ちなみに私の飼育しているボーダー・コリーは副作用がなるべく少ないように、3種の混合ワクチンにとどめています。

野山を駆けまわっているわけではないので、これでも十分だという判断です。

混合ワクチンの料金

混合ワクチンの値段は5000円〜8000円くらいが相場のようです。

これは動物病院によっても違いますし、接種するワクチンの種類によっても値段が変わってきます。

掛かり付けの動物病院に問い合わせてみると良いでしょう。

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